色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

北朝鮮によるミサイル発射という挑発

 完全に日本は、なめられています。今日の午前7時55分頃、北朝鮮がミサイルを発射し、500Km飛んで日本海排他的経済水域EEZ)の外に落下したと報道されています。昨年10月にもミサイルを発射しており、挑発行為をやめようとしておりません。

 日本は、いつも通り抗議や国連安全保障理事会非常任理事国として断固たる措置をとるようですが、こんなことをしても北朝鮮は痛くも、かゆくもないでしょう。何度抗議しても、これからも継続してミサイル発射を行うでしょう。挑発行為ですめば良いですが、ミサイルの制御不能で日本の領土に到達すれば、被害が出る可能性も否定できません。それでも繰り返します。

 なぜ、北朝鮮は挑発行為をやめないのか。それは、日本をバカにしているからです。日本に向けて、何発ミサイルを発射しても日本は憲法9条があるため、絶対に攻めてくることがないと思われているからです。どんなに強い軍隊を持っていても、どんなに強敵だとしても、どんなに挑発をしても絶対に攻撃されないとなれば好きなことを好きなだけやります。完全になめられています。

 もしこれが明治、大正、昭和初期(戦前)であれば同様のことを行ったでしょうか。絶対に出来るはずがありません。戦後、何も出来ない国に成り下がってしまった結果がこの始末です。

 現在の憲法では、日本人の命を犠牲にしないと軍事的な行動を何も行動を起こすことができません。起こすことが出来たとしても、極めて限られたものです。拉致された被害者を取り返すことも出来ません。悲しいですが、これが現実です。

 外交は、軍事力を背景に行わないと強い交渉力を持つことが出来ません。やはり、もう少し日本も防衛力を強化することが必要です。憲法改正を行わなくても出来ることもあります。まずは、出来ることから精進して頂きたいと思います。

 

安倍首相とトランプ大統領の首脳会談

安倍首相とトランプ大統領の首脳会談がアメリカワシントンのホワイトハウスで行われました。会談前に言われていたように経済や安全保障について話されたようです。私が関心を持っていた安全保障については、これまでと同様のような感じですね。日本が自国で自国を守るという国民感情が広がるきっかけになるかと考えておりましたが少しがっかりしております。

 安全保障では、尖閣諸島日米安全保障条約5条の適用対象と確認されました。北朝鮮に核・ミサイル開発の放棄を要求させることと拉致問題解決の重要性についても確認されたようです。また、中国の海洋進出のような力による現状変更に反対すること、普天間飛行場名護市辺野古移設に協力するということも話されました。

 トランプ大統領は、日本の駐留米軍費用について選挙前批判をしていましたが、これについては話しがなかったようです。トランプ大統領には、日本にもう少し防衛力を向上させるために、防衛費の増額や憲法改正についても話しが及ぶかとも思っておりましたが、そこまでには至らなかったようです。

 しかし、アメリカがこれまでと同様と考えるのは時期尚早です。アメリカと中国が戦争にまで至らなくとも、軍事的に衝突することが起こる可能性があります。その場合、日本は知りませんというわけには行きません。アメリカ海軍は、横須賀や佐世保から出航するでしょうし、空軍は沖縄を拠点の一つにすることは間違いありません。日本が何もしなくても、中国から見ればアメリカに協力する敵となります。

 アメリカ、中国のどちらかの敵国になります。その場合、どちら側で対応を行うというのは考えるまでもなく、アメリカです。もう、お花畑状態の思考では、自国の安全を保つことが出来なくなるという時代となりました。国際社会の現実です。

 自分の国は、自分で守る。この決意を日本人一人一人が持たなければなりません。

建国記念日

 今日は、建国記念日です。日本国民は、この日を祝わなければなりません。今日が日本が建国した日ということすら知らない、恥ずかしい日本人もいます。このような方は、海外で信用されることはないでしょう。

 日本は、紀元前660年に初代天皇である、神武天皇奈良県の橿原宮で即位されました。この日から、日本国が始まりました。日本書記に書かれています。

 建国の歴史を学ぶことは、重要です。アメリカや中国で建国の歴史を語れない方はほとんどいないでしょう。アメリカの独立記念日を知らないようなアメリカ人を見つけることは困難だと思います。しかし、日本にはあまりにもいつ、だれが、どこで日本という国が始まったかということを知らない人が多すぎます。私も新入社員にこれまで何人にも日本の建国について質問をしたことがありますが、まだ明確に答えることが出来た人に出会っていません。

 私は、この日に日本国民が平和に暮らせることの幸せを考え、国民全員で建国を祝う日としなければならないと思います。また、現在の日本が世界の中でどのような国であるべきなのかということを考えることも必要です。

 世界でビジネスやスポーツなどで活躍する方がたくさんいます。世界で自国の歴史に自信を持ち日本人として誇りを持って戦って頂きたいと思います。

 

アパホテルに泊まろう!!

 ビジネスマンの方々は、よく利用されると思いますがアパホテルがたたかれています。その理由が、よからぬ本が部屋に置いてあるという理由からだそうです。

 アパホテルに宿泊すると目にする1冊の本、『理論 近現代史学』というものです。これは、アパグループ代表の元屋外志雄さんが書かれたものです。元屋さんがご自分で研究をして、こうだと思ったことを書かれた本です。私も読んだことが書いてあります。特に、誹謗中傷をするようなものではなく、よく勉強されたと思われる内容が記載されています。

 その中に南京大虐殺を否定している部分があります。この意見を述べられているということだけで批判をされています。真偽はともかく、元屋さんが調べられて、考えて書かれたものです。これだけで批判の対象となっています。意見を記載されただけです。

 もし、自分と異なる意見がある、もしくは間違っている箇所があるというならば、どこがどう間違っているという指摘をすれば良いだけです。それをすることなく、批判をしたり、アパホテルに宿泊するのをやめようなどというのは、子供といっしょでだだをごねているだけです。言論弾圧です。

 日本には言論の自由があります。学問の自由もあります。思想の自由もあります。そういった自由を持ち合わせていない国の方々がワーワーと叫ばれています。

 こんなことに絶対、負けないでください。こんなことで負けていれば、言論の自由がなくなってしまいます。日本の言論を守るためにも、これまで以上にアパホテルに宿泊して、応援していきます。頑張れ、アパホテル!!

 

 

村上春樹さんの新作

 今月、村上春樹さんの新作が出ます。2月24日発売ですが、予約はお済でしょうか。まだの方は、お早めにご予約した方が良いですよ。

 私は、特に書店の関係者でもなければ、村上春樹さんの本が売れても、売れなくても利害関係には影響はありません。確かにまだ発売もされていない本に対して、予約を薦めるというのもおかしな話しかもしれません。しかし、本の内容はともかく彼の文章は本当に読んでいて素晴らしいと感じます。この感覚を多数の方にあじわって欲しいと思いますので、お薦めしています。これで、本の内容が良ければそれにこしたことはありません。楽しみです。

 村上春樹さんは、思想としては私とは全く異なった考えを持った人だと思います。歴史認識などは、おそらく批判したくなるのかもしれません。私からすると絶対に許せないと思う考え方の人なのかもしれません。

 しかし、だからといって、彼の作品まで否定するのはそれはおかしなことだと思います。たとえ、おかしな思想の持ち主だとしても、作品が良ければ心から賛美する。悪ければ、批判する。それだけのことです。

 人物がどうだということだけで、その人の作品まで批判する人がいるような気がします。確かに、大嫌いな人の作品を称賛することは難しいのかもしれません。

 本を読むことが好きな私は、これからも良い作品については良い、悪いものは悪いとはっきりと発言していきたいと思います。

 

小池百合子強し!!千代田区長選

 普通ならそれほど全国的にも、東京都民の方もそれほど注目をしないと思われますが、今回はいつもと異なります。いつもと違うのは、小池百合子都知事が応援している候補自民党が応援している候補の対決だからです。また、今年の夏の都議会議員選挙にも影響が出るということで大変注目される選挙となりました。

 選挙には、小池都知事が応援する現職で無所属の石川雅己さん(75歳)と自民党が応援する与謝野信さん(41歳)の対決となりました。この選挙が面白くないわけがありません。

 与謝野候補と言えば、ご存知の与謝野馨という元官房長官も務めた大物政治家のおいです。有利でないはずがありません。年齢的にも若く、現職候補と比べても34歳も下の年齢です。若々しさというのは、印象が大事な選挙では有利に働くはずです。しかも、政権党の自民党が力を入れて応援するのですから、特に選挙に詳しくない私は、小池さんやばいのかなと思いました。多少の心配は、公明党が自主投票にしたことくらいです。

 結果は、石川雅己さんの圧勝です。開票は、20時から行われると思いますが20時になったとたん、当選確実がNHKで出ました。正直、驚きました。与謝野さんは、これだけの支援を受けながら、接戦にもならなかったのですから。

 今回、与謝野さんは代理戦争ではないということをさかんに発言されていましたが、現状では東京都民に通じなかったということです。小池都知事の力の大きさは、私が考える以上に大きなものということでした。

 これで、この夏の都議選は小池都知事に応援してもらった方が当選し易い、東京都民は引き続き協力に小池都知事を応援するということになると思います。小池都知事は、都政でも益々、強気で行うことができるのだと思われます。前回よりも投票率が11.4ポイント上回った53.67%という数字を見ても都民の関心の高さがわかります。

 現在の中選挙区制という選挙制度では、小池都知事が新党を結成したとしてもいきなり議会の過半数うを占めるというのは、大変困難ですが、議会でも強い影響力を持つことは間違いないでしょう。

 小池都知事には、この強い都民の応援を背景に東京都の改革を続けて欲しいと思います。応援してます。

 

在日米軍の駐留経費

 今回のマティス国防長官の来日で尖閣諸島での日米安全保障条約第5条の適用ともう一つ注目されていたのが、在日米軍の駐留経費についてです。

 トランプ大統領は、選挙期間中「日本が守って欲しければ、お金を出せ。日本はお金を出さずにずるいぞ。お金を出さないなら撤退だぞ。」というような発言をしました。日本の在日米軍の駐留経費を75%程度を既に出しているにも関わらずこのような発言は、防衛関係者だけでなく多くの日本国民も驚いたと思います。私なら、現状を認識したうえでまだ増額を求めるなら、どうぞ出て行って下さいと言いたいですが。

 昨日の稲田防衛大臣マティス国防長官の共同記者会見では、「日本の負担分担は他国のお手本になる」と評価しました。マティスさんが来日で今回の会談でこの問題についても指摘があるだろうと考えておりましたが、逆に評価するということなので少し拍子抜けという感じです。

 しかし、これで良かった、これまで通り日本を守ってもらえると考える日本人がいれば、それはあまりにもお花畑すぎます。日本の東京ならまだしも、辺境の1島を守るためにアメリカは、中国と軍事的緊張を高めるという可能性は、少ないと思われます。

 マティスさんが評価しようがしまいが、日本は自分の国は自分で守る気概を持たなければなりません。米軍の駐留経費負担を増額するくらいなら、自衛隊の方々のお給料を上げてあげて下さい。それの方が、よっぽど国民は納得するのではないでしょうか。