色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

希望の党共同代表に玉木雄一郎さん

 希望の党代表選挙の結果、玉木雄一郎さんが選ばれました。希望の党には、ほんの少しだけ期待しています。民進党は、何でも反対、批判のための批判、共産党共闘など、強い左翼勢力のにおいがしました。民進党とは異なり、自民党に対抗できる保守政党として、政権も担うだけの力を是非つけて欲しいと思います。しっかりとした建設的な野党がないと、国会の議論が程度の低いものになってしまいます。民進党や立憲民主党には、期待ができません。日本維新の会もしっかりとした野党ですが、議席が少なくなりました。希望の党は、玉木共同代表のもとでどのような議論を行うのか楽しみであります。

 民進党の中にもしっかりとした議員の方がおられました。しかし、党の方針にそわないと無理矢理、自分の見解とは異なる質疑や行動をされていた方もおられるようです。これまで民進党でわけのわからない質疑をしていた方も私は、過去を忘れて今後、良質な質疑をされるなら、応援したいと思います。希望の党は、保守政党です。長島昭久さんなど自民党の議員よりも優秀な方もおられます。このような方が自身の力を精一杯発揮することができる党になるのかどうかです。

 玉木さんもあまり好きな政治家ではありません。しかし、これまでと異なり、国家、国民のために、行動をされるということであれば、たとえ玉木さんでも応援したいと思います。

 今後希望の党がまともな政党になるのかどうか、引き続き注目していきたいと思います。

 

国会質疑時間見直しが議会の質を上げる

 国会の質疑時間見直しが検討されています。これまで、与党2:野党8が質疑時間の慣例となっていましたが、これを与党5:野党5にすることを検討されています。この与党からの提案について、野党は反発をしています。

 野党が政府に質問をすることで、政策を議論し、時に政府をさまざまな角度から追及したりしています。与党は、政府と同じことですので、知っていることについて質問をするということも出来ませんので、時間も短くなっています。

 与党が政府を追及したり、問題点を追及したりすることがないのですから、本来であれば、野党の質疑時間を削るというのは、政府が何か追及されたくないことがあるのかなと不審になってしまいます。しかし、この与党の提案は妥当なものです。大切な国会の質疑時間にモリ・カケ問題など、国民生活に関係のないつまらない質疑ばかり継続しています。北朝鮮の核・ミサイルの脅威が迫っている時にも、野党はこの問題を繰り返していました。政策の議論がなされないのです。

 このような状態であれば、与党の質疑時間を増やして、政府と連携をして、政策を国民にわかりやすく伝えるための時間に使った方が良いと思います。政策の中には、難しくて複雑なものもあります。これを広く国民の理解を深めるためには、細かく説明していく必要があります。是非、野党の無駄な質問時間を削って、政策説明の時間に使ってほしいと思います。それが国民のためとなり、国益にもなります。

 与党と野党の質の高い政策議論を聞きたいものですが、日本の議会制民主主義はまだそこまで成熟しておりません。国民の質がまだそこまで高くないのかもしれません。この成熟度を上げるためにも、今回の与党質疑時間を増やすことが、野党にも議論の質を上げる一助になるのではないかと考えております。

 

希望の党、代表選挙

 希望の党の共同代表選挙が行われます。残念ながら世間では、それほど注目されているとは、言えないでしょう。立候補しているのは、大串博志衆議院議員玉木雄一郎衆議院議員のお二人です。どちらもそれほど有名な議員ではないので、残念ですが、それほど人材が不足している党なのでしょう。やはり、小池代表が先頭に立って、この党を引っ張っていくというスタイルが、唯一の党勢拡大の方法なのかなと思います。

 気になるのは、保守政党として、踏み絵を踏んで希望の党に加わったにも関わらず、やっぱりリベラル勢力の立憲民主党共産党と仲良しでやっていくというのでは、国民の期待には応えられないでしょう。希望の党には、安保法制に賛成・憲法改正に賛成という形でサインをして入党されました。この基本は、忘れてはならないことです。しかし、大串議員は、安保法制に反対と言い出す始末です。これでは、選挙に当選するために嘘ついて、約束を破るという議員の前に人間として問題のあるような発言をされています。嫌なら初めから、この党に入らなければ、良かっただけです。大阪府の松井知事の言葉を借りれば、「政治家は恐ろしい動物や」ということです。本当に人間として問題がある人が議員になってしまったということです。この大串議員に投票した人もさぞ、後悔されていることだと思います。

 希望の党は、野党の保守政党として、自民党に対抗してこそ存在価値があります。それ以外では、民進党と何ら変わることがありません。選挙で国民に約束をしたことは、守る、もしくは守れなくても、守ろうと精一杯努力するというあたり前のことを考えて希望の党の議員の方々には、共同代表を選出して欲しいと思います。まだ、希望の党に希望が持てるのかどうか、明日決まります。

 

 

極東アジアには、日米韓の強い協力が必要なのだが・・・

 トランプ大統領が日本を初めに韓国、そして、今日は中国を訪問されています。北朝鮮問題で緊張感のある極東アジアでそれほど気分が落ち着く暇もないだろうなと思います。

 この極東アジアには、日本とアメリカと韓国の強い結びつきが今こそ必要だと思います。この危機を乗り切るためには、お互いが協力してこそ、密接な連携をすることができます。この協力関係が極東アジアの平和を構築します。

 しかし、韓国はそう考えていないようです。昨日、トランプ大統領との晩餐会に韓国は、慰安婦を招待したり、独島(竹島の韓国での呼称)エビを使用した料理を出したりしました。日本人としては、当然怒りをもってこの対応に応えたいと思います。なぜ、このようなことをするのでしょうか。この問題をアメリカや国際社会にアピールしたいのだと思いますが、韓国という国が非常に恥ずかしい国だと宣伝したに過ぎません。

 日本は、大人の対応をこれまで継続してきましたが、日韓合意を行ったにも関わらずこのような対応をします。日韓合意で慰安婦問題は、最終的で不可逆的に解決したはずではなかったのでしょうか。国と国との約束も守ることができないのかなと思ってしまいます。

 日本は、強くなる必要があります。武力を向上させろと言っているわけではありません。政治力も経済力も国民の質も上げなければなりません。それが、極東アジアの平和につながるのだと思います。日本が世界で果たすべき役割は、非常に大きいと思わせる出来事でした。

 

トランプ大統領、武器の大量購入要求

 トランプ大統領が日本を離れました。今回の訪日で日米同盟の強化を行うことが出来たかと思うのですが、やはり残念なのはアメリカの武器購入要求です。日本は、北朝鮮の核・ミサイル危機にあるため、この要求をはねつけることが出来ないでしょう。アメリカの言いなりにならなければならないのかなと思うと情けなくもなります。

 日本は、財政的に余裕のある国ではありません。そのような時に大量の防衛装備品という名の武器を購入しろと言われても、ない袖は振れません。ただ、必要最低限の購入は必要でしょう。現在は、武器をアメリカから購入しなければならないのですから、高い高い戦闘機も、イージスシステムも仕方がないのかもしれません。情けないですが。

 これもアメリカが悪いのではありません。戦後、平和ボケのせいです。憲法9条があれば、日本はお花畑と勘違いをしている、左翼を中心とする人々が、現実の国際社会から目を背けてきたためです。武器なんて別にアメリカから購入しなくても、自国で開発を行い、製造すれば良いのです。そして、その武器を国際紛争を行わないために海外に販売もすれば良いのです。このことから日本は、避けてきたことが現在の押し売りにあう状況になったのです。

 日本は、当時世界一の戦闘機であるゼロ戦を開発し、大量に製造しました。その後の戦闘機も日本は、決して性能ではアメリカだけでなく、世界のどの国にも負けることはありませんでした。それが、大東亜戦争に負けてから、日本は憲法9条を押し付けられ戦うことのできない国になってしまいました。その結果です。

 今からでも遅くありません。自国で戦闘機だけでなく、戦艦、ミサイル迎撃システムなどを開発して、アメリカを凌ぐ武器大国にならなければなりません。このことにより日本の技術向上、安い製品開発が出来ます。税金が有効に使われ、その余ったお金で福祉や教育、医療に使うことことも出来ます。困っている人を助けることにもなるのです。もちろん国際社会にも貢献することが出来ます。

 こう見ていくと、日本の武器自国開発も悪いことではないことがわかります。日本がいつまでも脅され、押し付けられ、涙を流して血税を使うなんてことがいつまでも行われて良いわけではありません。日本人がこのことにもしっかりとした覚悟をもつことが必要です。

日米首脳会談が行われた(11/6)

 日米首脳会談が東京の迎賓館で行われました。この首脳会談では、さまざまなことをお話しされたことだと思いますが、注目は北朝鮮問題です。この問題は、日本人の生命が脅かされています。この日本の危機についてどのように対応するのか注目されている方も多いことだろうと思います。

 安倍総理は、この会談後、北朝鮮に対して強気の姿勢を見せました。安倍首相は、「いまは対話の時ではなく、北朝鮮に最大限の圧力をかける時だ。北朝鮮の政策を変えさせるため、日米が主導し、国際社会と緊密に連携し、あらゆる手段を通じて、北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていくことで完全に一致した」と述べられているようです。完全に一致とは、トランプ大統領もそのように考えているということですから、アメリカも強気の姿勢で今後も北朝鮮に引き続き、対峙していくということでしょう。

 日米が強力な同盟関係にあることを世界中に示すことができたと思います。これは、軍事的な行動をアメリカが行った場合、日本は最大限支援するということです。もう北朝鮮に対して、話し合いを行うということも、時間を引き延ばすということもされることはないでしょう。これまで時間を引き延ばすことが、緊張状態を拡大させたということを学ばなければなりません。もう、お花畑ではいられないのです。日本人も自分達に危機が迫っていることを自覚しなければなりません。

 また、トランプ大統領は、本日拉致家族とも面談されました。この拉致の問題について重要視されている結果だと思います。拉致は、犯罪です。何の罪もない人がある日突然、連れて行かれるのですから、こんなひどいことはありません。日本は、憲法9条があるので、やりたい放題やっても、何も出来ないと思われているので、恐れる必要がありません。自国民も守ることが出来ない憲法など、存在価値がありません。早急にこの憲法9条を変えることが、自国民を守ることにつながるのです。9条3項追加などというセコイことを言っていないで、抜本的な見直しを行ってもらいたい。安倍総理には、国民の支持があります。断固たる決意を持って、憲法改正に恐れずに取り組んでもらいたいと思います。

 トランプ大統領が来日されて、これらのことを見ると良かったと思います。実際には、外には出ない嫌な話もあったことだと想像していますが、安全保障よりも重要なことはないはずです。日本が日本人を守る。この普通のことが出来る日が早く訪れるよう安倍総理には頑張って欲しいと思います。もちろん、私も精進しなければなりません。

 

トランプ大統領来日 と 北朝鮮への攻撃

 トランプ大統領が日本に来られました。歓迎したいと思います。成田空港や羽田空港ではなく、米軍横田基地に到着されたようです。警備の問題を考えると確かに米軍基地の方が安全で安心も出来るのでしょう。是非、日本で有意義な時間を過ごして頂きたいと思います。日本の良さを知るためには、観光をして頂ければと思います。日本の歴史、文化にふれることは、日本という国がどんなに良い国かということを理解して頂くには一番の近道です。北朝鮮問題で緊張状態にあるわけですから、そのようなわけにもいかないでしょう。

 午後からは、安倍首相、松山選手(プロ)と一緒にゴルフをされるそうです。世界で活躍している松山選手といえども緊張するでしょうね。世界をリードし動かしているトップ2人とラウンドするわけですから。松山選手にも楽しんで頂きたいですね。

 注目はやはり、北朝鮮に対する対応です。アメリカが攻撃をするのかどうかです。今回は、そのことがメインになるのだと思いますが、拉致問題、核・ミサイル問題を解決できるようにお互いのリーダーシップを発揮して頂きたいと思います。20年間、譲歩することにより、この問題がどんどん大きな問題となりました。今後もほったらかしにするとアメリカまで到達する、核ミサイルを開発し、国際社会を脅かす政治を行うことが明確です。宥和政策を行う時は、すぎました。断固たる対応を行って頂きたいと思います。

 それともう一つ、気になるのは日本に対する経済的な指摘です。金融緩和や輸入・輸出などで文句を言ってくる可能性があります。北朝鮮問題がある中でなかなか明確な対応を取ることが出来ないのかもしれないが、こちらも譲歩するなとは安倍総理に言いにくいことではあります。ここは、安倍総理の政治力を発揮する場面だと思います。日本の経済は、まだまだ不透明なところもあります。今回のトランプ大統領の来日が日本の景気に冷や水を浴びせることになったとならないようにしなければなりません。さまざまな無理難題を要求される可能性もありますが、安倍総理は国民の支持を背景に頑張って頂きたいと思います。

 北朝鮮、経済と話し合われることは、簡単なことではありません。安倍総理の今後の国民の支持がどうなるかという大きな曲がり角になるかもしれません。衆議院選が終わってそれほどゆっくりされる時間もなかったと思いますが、引き続き安倍総理には頑張って頂かないといけません。踏ん張りどころといえるかもしれない状況ですので、間違った判断を行わないようにして頂きたいと思います。