色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

『 カエルの楽園 』 百田尚樹著 新潮社 2016年

 黙殺のベストセラーと呼ばれているそうですが、ベストセラー作家の百田尚樹さん著書『 カエルの楽園 』が27万部突破で売れゆきが大変好調のようです。ベストセラー作家の大変良い作品ですので、売れるのは当然ですが、この作品ほどメディアで取り上げられない作品は、これまでなかったのではないかと思います。

 何故、メディアで取り上げられないのでしょうか。ここには、日本という国の現実が書かれているからです。それを認めたくないからなのではないでしょうか。日本の中にもおられる、頭の中お花畑状態の方には、是非この本を読んで頂きたいと思います。

 戦後、日本は外国から日本国憲法で守られてきたわけではありません。日本国憲法9条で守られてきたわけではありません。そんな念仏を唱えていても、他国からの侵略に対して日本を守れるわけはありません。日本を守ってきたのは、自衛隊日米安全保障条約です。自衛隊と米軍がこの日本を守ってくれてきたのです。

 中国軍が日本の領海に侵入するという事態も発生しております。このカエルの楽園のようにこのままでは、日本もこの作品のような未来になるかもしれません。中国の脅威は、あります。どのようにしなければならないか、どのような現実が今日本にあるのか。この本を読めばよく理解することが出来ます。

 是非、たくさんの方にこの本が読まれて日本の現状をたくさんの方が考えるきっかけになることを願っております。

 百田さん、次回も良作を期待しています!!