色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

100メートル決勝 陸上日本選手権

 昨日、6月25日大阪のヤンマースタジアム長居で陸上日本選手権で男子100メートルの決勝が行われました。優勝は、サニブラウン選手となりました。早かったです。

 今回の男子100メートルについては、陸上経験者やファンでなくても私のように興味を持って見られた方も多いのではないでしょうか。やはり、オリンピックのリレーで銀メダルをとり、次の東京オリンピックでは金メダルをと期待している日本人も多いと思います。その代表選手に誰が選ばれるのかというのは、注目です。まだ、2020年のオリンピックのことですから、この大会で優勝しても選ばれるかどうかはわかりませんが、どうしても気になってしまいます。

 また、今回の大会で注目されたのが、10秒を切って9秒台が出るのではないかと期待されたことです。こちらも日本陸上界だけでなく、日本にとっても歴史的な出来事になります。そう言った意味でも今大会は、注目されていました。

 私は、テレビでの観戦でしたが、100メートル決勝の前に雨が強くなり、9秒台はちょっと難しいかなと感じました。コンディションは、悪い中ではありましたが、選手は大変素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。

 それでも残念だったのは、応援していた山縣選手が6位に終わったことです。銀メダルのメンバーでしたが、数ヶ月前にケガをされたことが響いたようです。桐生選手も力を発揮することができなく、ケンブリッジ選手もケガをしながら走らなければならなかったようです。体調の管理も一流選手の条件ですので、ケガを言い訳にすることはできないと思いますが、残念です。

 メダルメンバーが不調の中、サニブラウン選手は素晴らしかったのですが、先日追い風で9秒台を出した多田選手も素晴らしかった。先日の記録から今大会は、どのような走りを見せてくれるのかと思いましたが、成長が著しく、メダルメンバーを倒して2位となりました。この1・2位の選手は、まだまだこれから記録が伸びそうな気がします。是非、世界でも活躍できるように頑張って欲しいと思います。また、今回残念だったメダルメンバーにも今後の巻き返しを期待したいと思います。

 レベルが高くなった男子100メートルですが、今後も世界での活躍が期待できると大きく感じることのできる大会であったのではないかと思います。