色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

希望の党、小池都知事への期待伸び悩みと失望

 小池都知事が総選挙で過半数議席獲得を目指して立ち上げた希望の党の支持が伸び悩んでいるようです。比例代表への投票調査にしても前回より支持が低下してきているようです。民進党からの吸収も含めて、衝撃は大きかったのですが、国民が小池都知事を見抜いてきたのかもしれません。

 政策についても国民の耳に良いことばかりが並んでいます。消費増税凍結、教育費無償化などです。確かに、このような政策ばかり聞かされると期待をしてしまいます。しかし、財源が明確にされておらず、いつまでに行うのかということもわかりません。日本維新の会のように実際に大阪府で実質教育の無償化を私立学校も含めて高等教育まで行われています。大阪府民に増税を行わずにです。地方自治体でも出来るのです。小池都知事がこの政策に本気でやろうと思えば、東京都でできるはずです。東京都でできないものを国で出来るはずがありません。

 都知事になってから豊洲の土壌汚染やオリンピックなど国民の目をひくことばかりに夢中で何もされておりません。教育無償化もされておりません。東京都でもそれほど結果が出ていないのに国政に今度は夢中で都政はおいてけぼりのようです。

 このような都知事が代表を務める希望の党に国民の支持が集まるはずがありません。過半数を目指すと言っても、首相を誰にするのかということも不明です。もし、希望の党過半数を取ると東京都知事が首相を選ぶという事態になります。こんなことが正しいことなのでしょうか。

 こういった政策と小池都知事という人柄から、希望の党は応援することが出来ません。小池都知事は、首相になりたいということのために東京都知事という立場を利用しただけなのでしょう。日本国民は、それほどバカではありません。今回の総選挙でしっかりと国民の民意が示されることだと思います。少し期待はしたのですが、残念です。

 選挙結果が楽しみになってきました。やはり、引き続き安倍総理には頑張って頂かないといけません。自民党ではなく、安倍政権を応援していきたいと思います。