色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

衆議院選挙後の内閣支持率

 読売新聞が第4次安倍内閣八足を受けて、世論調査を行いました。結果は、安倍内閣の支持率が52%でした。選挙後の安倍内閣支持率も52%だったので、安倍総理に対する支持率は、横ばいです。

 衆議院選後の支持率が低下していると選挙結果との相関関係がおかしくなりますので、どうかなと考えていました。国民の支持は、衆議院選の与党大勝の結果と同一ですので、安倍総理には国民の支持を背景として、政治を前に進めて欲しいと思います。

 今回の選挙によって、与党大勝と改憲勢力が伸長しました。改憲勢力としては、自民党希望の党日本維新の会です。公明党は、与党ですが改憲について、明確な方向性が示されていないと思います。山口代表が憲法改正について、明言されていのではないでしょうか。公明党がもしそれほど前向きではないとしても自民党希望の党日本維新の会で約340を超えています。憲法改正に必要な3分の2を衆議院では、充分に超えています。これを考えると公明党憲法改正に後ろ向きというわけにはいかないでしょう。

 日本維新の会は、改憲が明確にされておりますが、希望の党はよくわかりません。憲法改正OKで希望の党から立候補したはずなのに、当選してから改憲反対というようなわけのわからない議員もいるようです。来週、共同代表選挙が行われますが、もしこのような憲法改正に反対するような議員が選出されたとするならば、希望の党改憲勢力にならない可能性もあります。その時は、この政党が国民からもう見放されてしまいますので、存在価値がなくなってしまい、なくなってしまうでしょう。

 もう、憲法改正について数を気にすることはないのかもしれません。それよりもどのような憲法改正になるのかという内容が重要になってきました。自民党改憲案のような会見であれば、少し残念という気持ちがあります。今後、国会でも改憲勢力を中心とした活発な議論が行われると思います。邪魔する勢力は、小さくなりました。議論の内容を楽しみにしたいと思います。