色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

IPS論文不正問題

 学者の道でもこのような不正がありました。京都大学のIPS細胞研究所に所属する先生が海外の科学誌に掲載された論文に問題がありました。捏造・改ざんということがあったようです。この先生も不正を認めているようです。

 今でこそIPS細胞というと、多くの方がご存知だと思いますが、私が知ったのは今から12~13年ほど前のことだったと記憶しています。山中伸弥さんを知ったのもその時です。凄いものが見つかったと驚いたものです。その後も山中伸弥さんは、ご活躍されていますが、今回は大変残念なことになってしまいました。

 功を焦るということは、学者の世界でも例外ではないようです。この不正を行った先生も成果を上げなければならないというプレッシャーもあったのだろうと思います。IPS細胞研究所で研究するほどの人なのですから、小さい頃から大変優秀でそれほど大きな失敗もしたことがなかったのかもしれません。その中でもしかすると結果がでずに苦しまれた中の出来事なのかなと勝手に想像しています。

 私も仕事では、結果が最大に重視されます。結果がすべてという所があります。結果を出した人が正しく、結果が出なければ間違っている。プロの仕事とは、そのようなものなのですから、仕方ありません。ただ、京都大学という国立大学で国民の税金を使用して研究を行っているところでこのようなことがあっては、なりません。今回のようなことが二度と起こらないように京都大学には、しっかりとした対策を行ってほしいと思います。

 

平昌オリンピック、安倍総理参加

 今日も寒い。雪が、残ってる。高速渋滞、一般道渋滞ということで大変な1日が終わりました。明日も寒いようです。寒さとインフルエンザに備えて、今週あと1日頑張りましょう。

 安倍総理が参加を検討されていた韓国で行われる平昌オリンピックに参加することを表明されました。安倍総理も迷われたと思いますが、最終的に参加されることになりました。自民党内からは、反対の声も多くなることを承知のことだと思います。私も参加することに対しては、反対でしたが、安倍総理も考えがあってのことでしょう。国益を最大限にするためには、どのようにするべきかということを考えての決断です。私は、この安倍総理の決断を支持したいと思います。

 心の底では、反対で反対で絶対に行ってほしくないと思う私も存在します。参加すれば韓国の思うつぼです。それも、充分わかっています。しかし、今回の決断を支持するのは、それでも、あの韓国でも、極東アジアの平和を築くことが出来るパートナーは、韓国しかいないのではないかと思うからです。

 日本の周囲には、中国・ロシア・北朝鮮と軍事力に力を入れている大国が存在します。何をするかわからない不気味な国々です。日本は、この極東アジアから移動出来れば良いのですが、この場所からは逃げることは出来ません。一国でこれらの国々と対峙することは、大変なことです。これらの国々から日本の国と国民の生命を守るためにも日本と韓国と米国が緊密に連携することが必要です。

 そのために今回の平昌オリンピック安倍総理が参加をすることは、必要なことではないかと思います。ムキになって不参加としても何も建設的なものは、うまれません。子供が駄々をこねていても、大人の対応をすることが重要です。これが、日本人にだけ通じて、韓国には通じないうこともわかりますが、国際社会は日本と安倍総理を見ているでしょう。大人の対応がきっと、今後の日韓関係にも重要になってきます。

 党内や保守勢力からの突き上げにあい、苦しい立場の安倍総理ですが、精一杯平昌オリンピックで日本の存在感を見せて欲しいと思います。将来この決断が日本の国益にかなうことを信じています。

 

草津白根山、想定外の噴火

 スキーや旅行を楽しんでいた方々が、一転恐怖に襲われることになりました。想定外を想定しなければならないということは、大変難しいようです。

 専門家もほとんどが噴火を想定されなかったようです。自身の前兆のようなものもなく、突然噴火をしました。今回の出来事で私は、噴火というものが現在の専門家では想定できないということを確認することが出来ました。火山の近くでは、遊ばないようにしなければなりませんね。

 今回の噴火も3000年ぶりということで、地球の40億年の歴史からするとたった3000年です。人間ごときレベルで考える方が間違っているのかもしれません。このような火山は、日本にも世界中にもたくさん存在することだと思います。注意しても出来ないかも知れませんが、想定外を想定することが、自身の身を守ることになります。

 寒い日が続き、少し雪が降ると、首都圏は高速も通行止め、電車も超満員と機能がマヒしてしまいます。人間の力の無力さを感じます。自然の力というのは、本当に想像を絶する脅威です。今回の火山、地震津波、台風、雷、雨、風などたくさんの自然の脅威に備えなければなりません。日本人は、この自然との共生ということで歴史的に付き合ってきました。人間が自然をコントロールすることは、出来ません。自然の恐ろしさを正しく理解しなければなりません。

 

安倍総理の施政方針演説

 通常国会が始まりました。この第196国会も内外で課題を抱えた安倍総理ですが、頑張って欲しいと思います。この国会で問題があれば、9月の自民党総裁選に大きな影響が出ることは、簡単に想像できます。安倍総理の失点を期待している自民党の方々もおられるでしょう。そんな権力亡者に負けないようにして頂きたい。国民の多数も安倍総理を応援していると思います。昨年の衆議院議員選挙でも国民は、日本の政治を安倍総理に任せました。思う存分力を発揮してほしいと思います。

 施政方針演説の中で消費税増税についても言及されました。これについては、全く応援できません。長く続くデフレからやっと抜け出せそうになってきたいのにも関わらず、ここで増税をすればまた景気の腰折れを招くことは間違いありません。そんなことくらいわかっているはずです。消費増税憲法改正に影響が出てくるのです。安倍総理は、憲法改正を行うため、もう一回総理大臣になったんだと思います。消費増税憲法改正が出来ないようになるなら、今まで一体何をしてきたんでしょうか。

 どうしても安倍総理憲法改正をやって頂く必要があります。日本が戦後の呪縛から抜け出すためにも大変重要です。消費増税やっている場合ではないんです。もう一度、安倍総理には、何でもう一度総理大臣になろうとしたのかをジックリと考えて頂きたいと思います。

卓球、14歳張本選手史上最年少優勝

 張本選手、史上最年少優勝おめでとうございます。スポーツで年齢は、関係ありませんが、それでも14歳で日本一になるというのは、ただただ凄いことです。今後、世界でも活躍してくれることを願っています。

 この競技は、低年齢で活躍出来ないと、世界で活躍出来ないようですね。女子で優勝した選手も17歳です。このような年齢で日本や世界で活躍できるということは、それだけの年月練習に打ち込まれてきたということだと思います。

 ただ、14歳で優勝ということについて、疑問もあります。この年齢で優勝するためには、まだ物心がつく前に卓球をやっていたことでしょう。その時に自分は、世界で活躍するために練習するんだと思って練習をしていた子供は、いないでしょう。恐らく、親が強制的に練習をさせていたのでしょう。それも週1~2回の練習というわけではないと思います。毎日毎日、驚くような時間連取をしていたんでしょう。友だちと遊んだり、他にもやりたいことを我慢して練習していたんだと思います。強制的に。この男女の優勝者は、両親ともに卓球をやられていたそうです。

 このような親が強制的にやらせて、良かったと今現在から振り返って良かったと思うでしょうが、それは、ただ結果が出ているからです。結果がでず、全く注目もされなかったらそのようには、思わなかったのではないでしょうか。

 私も子を持つ親として、自身に好きなことをやらせたいという思いもあります。これでは、その道で一流になる可能性は少ないでしょう。スポーツは、お金をかけて低年齢でないと活躍出来ないというこの感覚がどうも好きになれません。自身でそのスポーツを好きになり、練習に打ち込むことは、大変素晴らしいことですが、活躍できる可能性が少ないのですから。もちろん、スポーツが強くなることだけが目的ではないということは、理解しています。スポーツを通して、礼儀だたしさ、上下関係、精神力など身につけることは、多々あります。

 親が子供に強制させることは、不幸なこともありますが、このように卓球選手の中には、幸福感を得ていることもあります。子供の育て方は、一様ではありません。さまざまな考え方があるというようなことを考えさせられるということを張本選手の優勝で考えされられました。

 

東京も大雪か!?

 今日は、大変良いお天気です。自転車でお出かけすると、少し汗ばむほどの陽気です。明日からは、この天気が一転して、大雪になるようです。首都圏にお住いの方は、通勤・通学などに充分注意する必要があります。

 いつも言われることですが、首都圏はとにかく、大雪・大雨に弱いです。少しの雪で交通機関は、マヒしてしまいます。また、高速道路・一般道は、大渋滞となってしまいます。道路では、事故も多数発生します。雪道は、滑りやすいということがわかっていても、自動車で出かけて、滑って事故というかたちです。自分だけは、事故しないという安易な考えが事故につながっているんだと思います。大雪の時は、控えなければなりません。電車も大雪の時には、本数を極端に減らします。駅のホームは、超満員で事故にならないのが不思議なくらいです。無理に通勤することも止めた方が良いですね。

 ただ、充分準備していても、いざ朝起きると良い天気で、雪が全くないということもあります。天気予報しっかりしてくれよと思うのですが、外れてくれてホッとすることになるかもしれません。

 明日は、いつもより出勤時間を早めに使用と思います。雪が降っても、降らなくても早めに出勤することにしましょう。事故無く、無事に帰宅できるようにしたいと思います。

 

明日(1/22)、第196通常国会が始まる

 明日から通常国会が始まります。6月20日までの150日間です。国民の生活が向上し、世界平和に貢献できる有意義な国会での議論を楽しみにしています。

 例年、この時期に議論されることは、来年度の予算についてです。しかし、今回の国会で注目されるのは、憲法改正です。昨年の衆議院議員選挙の結果を受けて、憲法改正に賛成する勢力は、衆議院の3分の2を越えました。自民党公明党日本維新の会希望の党改憲勢力にあたります。希望の党は、約束したことを守らないこともありますので、憲法改正について賛成するかどうかわかりません。憲法改正には賛成だが、安倍内閣の改正案には、賛成できないというようなことで、修正協議をすることもなく、いたずらに時間を消費し、賛成しないということは考えられます。もし、こんなことをしたら、国民は許すはずがありませんが、元民主党の方々が多いので、充分にありえます。

 それでも現在の与党と日本維新の会議席で充分改憲をすることが可能です。与党は、この国会で憲法改正案を出すと思われます。安倍総理がもう一度総理大臣になったのは、憲法を改正するためだったと思います。必ずやり遂げて欲しいものです。

 ただ改正するというだけでは、不十分です。その改正案の中身も必要です。現在自民党案になりそうな、憲法9条3項追加というようなことは、やめて欲しい。しっかりと憲法9条2項を削除して、国防軍を認めるというところまでやって欲しい。日本国民も説明が尽くされれば、きっと賛成してくれるだろうと思います。憲法9条があるために拉致問題をはじめとする、国民の生命・自由を守ることが出来ない状態です。国際平和にも協力することが限定的です。極東アジアの平和を危うくしているのもこの憲法9条があるからです。政治家の方々には、真面目に真剣に対応頂きたいと思います。

 日本国民も見ているだけではいけません。憲法改正について、国会で結論が出て国民投票が行われます。その場合にもし、否決されるようなことがあれば、当分憲法改正を行うことは出来ないでしょう。喜ぶのは、中国・北朝鮮などの好き勝手にやりたい国々の人です。日本人の平和を確実に脅かされます。変わらずに生き残るためには、私たち日本人も変わり続ける必要があります。共に学びそして、よりよい憲法改正案が出来たのちには、賛成したいと思います。

 これまでの通常国会とはことなる緊張感のある国会になりそうです。つまらない議論をするであろう立憲民主党共産党社民党・一部希望の党の方々には、次の選挙で国民の良識ある意思表示を示す必要がありそうです。それでもこれらの党の方々にも質の高い議論を期待しています。

 国民の命と日本を守る国会が始まります。