色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

後輩の「彼女が欲しいんです」という悩み

 会社の後輩のことですが、20代後半、一生懸命仕事を頑張っています。不器用だけど真っ直ぐで、純粋な人間です。でも、彼女がいません。彼は、入社し5年目です。仕事にも経済的にも少し余裕が出てきたのかもしれません。

 彼の悩みが彼女が出来ないということです。それで、彼女を作るために何をしてきたのかというと何もしていないのです。そり彼女出来ないよと、あたり前のことです。しかし、少し気になる女性もいるそうです。でも、その女性に思いをぶつけるには至っていないようです。

 良く会社で20代の男性が結婚したい、彼女が欲しいと言いますが、待っているだけの人が多いですね。アイドルでもないのですから、待っていても相手からは来ません。積極的にいかないと彼女が見つからないよというのですが、なかなか行動に移せる人がいません。思いを伝えることを躊躇して、時間を無駄に費やしている人もいます。

 女性は、日本にも世界にもたくさんいます。いいな、一緒にいて楽しいなと思ったらすぐに声をかけることです。ふられても、ふられても何度も、何度もアタックをすれば必ず、思いが叶います。百発百中という人もいるかもしれませんが、そんな人はごくごくわずかです。

 もうすぐクリスマスです。積極的に頑張って、クリスマスに「休暇を下さい」なんて有給休暇の申請をされたら、私は本当に幸せだと思います。彼に良い縁がありますように。

 

記憶をなくかもしれないという恐怖

 今年、頭の中に血がたまって、血を抜かなければならないという開頭手術を行いました。頭を切って、頭蓋骨を砕いて、脳を覆っている膜を切って、血を抜きました。この手術だけでも恐かったのですが、それよりも恐怖を感じたのは、医師から記憶が一部なくなるかもしれないということでした。

 次に目を開けた時、もしかすると妻や子供の顔を見ても誰かわからない。お世話になった方々にのことも忘れてしまう。さまざまな出来事も忘れてしまうというのは、大変な恐怖でした。

 手術後は、妻も子供も家族との出来事もしっかりと記憶あります。でも、もしかすると忘れていることがあるのかもしれません。あれを忘れた、これが記憶にないと失った記憶ですので、何が記憶に残っていないのか自分自身ではわかりません。これが年齢によるものなのか、手術の影響なのかというのも実際には、誰にもわかりません。

 記憶って嫌なこと、楽しいこと人生の中ではさまざまあります。都合よく、嫌なことだけ忘れるというようなことが出来ません。それでも記憶を失うかもしれないとなってしまうとやはり、嫌な記憶も含めて自分を鍛えてくれたわけですので、残っておいて欲しいと感じております。

 10人に1人は、再発の恐れがあります。またいつ出血するかもしれません。でも、そんなことを考えていても仕方ないですね。どうしようもないことですから。明日も笑顔で頑張りたいと思います。

 

中村 哲(なかむら てつ)さん、本当に悲しい出来事

 こんなに悲しい出来事は、ありません。こんな酷い事件が、起こって良いはずがありません。

 アフガニスタンで12月4日午前、農業支援などで大活躍されていた医師の中村さんが乗っていた自動車を武装勢力に銃撃され死亡しました。中村さんは、アフガニスタンの発展のために精一杯尽力をされました。テレビで報道されていた内容でも砂漠だったところに水を引きあたり一面、緑で覆われるような場所も作られていました。現地の方々にも愛されていました。

 これだけアフガニスタンの発展に貢献された方を殺害するというのは、どのような目的だったのでしょうか。犯人を捕まえて、しっかりと罪を償って頂きたいと思います。

 同じ日本人として、中村さんのような方を誇りに思います。そして、中村さんのような日本人が世界で平和的に活躍をもっともっとして欲しいものです。

 中村さんのご冥福をお祈り申し上げます。

ゴルフで人気の渋野日向子選手

 世間より情報が遅れているのか、女子ゴルフで渋野日向子選手が人気があると最近知りました。日向子と書いて、ひなこと読むそうです。

 日本人女子の選手としては、42年ぶりに海外メジャー優勝をしたそうで、今期も大活躍されています。ゴルフの実力が相当なもので、これだけ活躍しているのですから、世間から関心を持たれないわけがありません。

 女子ゴルフの選手といえば、おじさんに人気がある選手ということが大変重要だと思います。渋野選手を見ていると確かにちょっと若い人よりも、おじさんに人気が出そうだという気がします。ゴルフの腕前は、確かで笑顔もとても素敵です。

 まだ、21歳ということですから、今後もますます成長されていくことだと思います。若い人が活躍するというのは、見ていても清々しいものです。応援したいと思います。私の会社の若手の社員も日々営業活動を頑張っています。見ていて、いらいらすることもありますが、日々の成長を見ていると大変うれしく、気持ちが良いものです。どんどんこういった若手が活躍してくれることを願っています。

 このように言うと、私がすっかベテランのように感じられるかもしれませんが、まだまだ中堅です。私も若い社員に負けずに精進しなければなりません。若い社員と切磋琢磨するということも自分の成長には、必要なことだと思います。まだまだ負けられない、そんなことを渋野選手を見て感じました。

 ゴルフは、下手ですので、とてもとても相手になりませんが。

 

運転中のスマホ、12月より罰則が厳しくなる

 12月になりました。12月から改正道路交通法が施工されます。車の運転中にスマホで通話をしていなくても、触ってるだけで、即免停になります。これを知らないと通話をしていないので大丈夫と思っている方は、大変な事態となりますので注意が必要です。特に、車の運転をお仕事にされている方は、これまで以上に意識を変えなければなりません。

 このように強化されたのは、スマホの操作が原因で交通事故となったケースがここ数年増加しています。車を運転しながら、通話・スマホの操作をしているドライバーもよく見かけます。このような、ながら運転をしていれば事故も増加するのは当然で、2017年 2,832件、2018年 2790件という数字です。この10年間でも2倍に増加しているようです。

 交通事故は、被害者は当然ですが、加害者も大変不幸なことです。また、事故の当事者だけでなく、家族や親類・友人・知人・恋人・会社など多数の方も実際に精神的にも大変な苦痛をあじわいます。ちょっとした気のゆるみが人生を大きく変えるような重大な事故になる恐れもあります。交通事故は、スマホの操作などしていなくても襲ってくることもあります。車の運転は便利ですが、人の命を奪い、人の人生を大きく狂わせる行為でもあります。

 このように法律が厳しくなっても、ならなくても十分に注意する必要があるものです。これを機にもしこれまで少しくらいは、と考えていた方はその考えを猛省して自らの行動を改めなければなりません。この法律で一人でも不幸になる方が減ることをお祈りいたします。

 国会は、法律を作るところです。国民の命と平和を守る仕事に真剣に取り組んでほしいと思います。

 

SNSでの誘拐に注意

 SNSで知り合い、誘拐をするという犯罪が多発しています。SNSは、大変便利で自分と趣味などが共通する友人を出会ったことがなくても、簡単に知り合えるというメリットがあります。私も個人的な趣味などで通常の生活をしていても絶対に知り合うことがなかった方とお話ししたり、意見を交換したりと有意義な活用をしております。

 しかし、その簡単に知り合うことが出来るというのは、良い半面で大変危険な場合もあります。先日の大阪市住吉区の小学6年生(12歳)の女児、愛知県の中学生(14歳)の誘拐などがあります。これは、ほんの一部の出来事で実際に報道されていなかったり、危ない目に合う一歩手前ということは、近年多数発生していることだと思います。誘拐だけではなく、詐欺やその他の犯罪でもSNSが利用されています。

 この大阪・愛知の誘拐事件で容疑者は、誘拐しているつもりがないというような発言をしているようです。家出をしている、家族とのトラブルなどで家に帰りたくないと考えている未成年は、多いことでしょう。今回の容疑者が本当に誘拐の意志がなくとも、誘拐という容疑がかかってしまいます。SNSで知り合い、泊める方も要注意です。これを利用して、脅迫を行うような未成年を利用した犯罪も考えられます。

 SNSは、便利です。しかし、それを利用して自分は犯罪を犯すつもりが無かったとしても、犯罪に巻き込まれる可能性があります。自己責任として、その行動が善意だとしても、周囲から見えればそう受け取られないこともあります。電車で痴漢に間違われないように多くの男性が、手を上げて注意をしているように、犯罪に巻き込まれないように注意しなければなりません。

 また、SNSは恐い面もあるよということを子供に充分伝えなければなりません。学校でもこのような教育が行われてもよいような気がしますが、やはり親の教育が最も大切です。我が家では、まだ子供がSNSを出来る環境にありませんが、この点は充分話をして、理解させたいと思います。

 

 

 

中曽根康弘、元首相死去と靖国参拝

 中曽根康弘元首相が死去されました。101歳というご高齢でした。その功績は、大変大きなものがあります。

 中曽根元首相は、東京帝国大学(現在の東京大学)法学部を卒業され、その後は官僚(内務省)になられました。1947年に群馬県から衆議院議員選挙に立候補され、この初当選から20回も当選されました。1982年に首相になられ、戦後5位の長期政権を築かれました。憲法改正についても尽力をされておりましたので、憲法改正を見ることが出来なかったということは、大変残念であっただろうと思われます。

 中曽根元首相といえば、国鉄の分割・民営化です。現在のJRが分かれているのもこの時の分割のためです。民営化というのは、大変な労力が必要です。あまりこの当時のことは知りませんが、抵抗勢力との戦いは凄まじかったであろうと容易に想像することが出来ます。

 功績がある一方、靖国神社参拝を政治問題化してしまったという残念なこともあります。この時の中曽根元総理の判断がその後、首相が靖国神社参拝をすることが出来なくなってしまったという残念なものです。自分の中国の友人との関係と国益を天秤にかけ、中国の友人をとってしまったというものです。この時の判断がなければ、今も首相が靖国神社に堂々と参拝しているだろうと考えると取り返しのつかない判断ミスです。

 しかし、中曽根元総理だけの問題ではなく、その後の政治家と国民の意志も弱いといえます。中国や韓国に何を言われても、首相の参拝を多くの国民が支持をすれば、参拝が行われていたかもしれません。それが出来なかった国民も残念です。

 そうであるとしても、国民のために長く頑張られたということは、間違いのないことです。ご冥福をお祈り申し上げます。