色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

中国の反対による北朝鮮への非難声明見送り

 中国は、どうしたのでしょう。日本に向けて発射されたミサイルに対して、国連安全保障理事会は、非難声明の発表を見送ることにしました。中国がこの非難声明に対して反対したことが原因です。

 この北朝鮮からのミサイルは、日本の排他的経済水域EEZ)に落下しました。この落下した場所は、もう少しで秋田県まで届くという距離です。もし、海ではなく陸地に落下していたら、犠牲者が出ているかもしれません。このミサイル発射は、許されるべきものではありません。

 安全保障理事会で非難声明を出したからといって、この声明に法的拘束力があるものではありませんが、国際社会が結束して北朝鮮の暴挙を許さないという意思表示が重要です。しかし、中国はこの国際社会の結束を乱しました。この国際社会の結束の乱れが、北朝鮮に対してこれくらいしても非難声明すら国連はだせないんだと間違ったメッセージを送ることにならないでしょうか。この間違ったメッセージが北朝鮮のさらなる暴挙を生み出すかもしれません。

 日本の安全が危険にさらされています。日本を守るため、さらなる防衛力を上げる必要があります。そのためには日米関係も重要ですが、日本人が日本人自身でこの国を守るという心構えが大切です。憲法9条を唱えて北朝鮮が、改心するはずがありません。憲法9条では、この国を守ることはできません。そのためにも早急に憲法を改正しなければならないことに多くの国民が気づかなければなりません。