色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

北朝鮮 核実験と小型化

 台風は、過ぎ去りましたが今週前半は雨が続きそうです。なかなか晴れ間の見えない週になります。日本を取り巻く環境も近隣国が力をつける度に悪化していくことがもう何年も継続しています。平和な国際環境が整えられる日は、いつになるのでしょうか。

 北朝鮮が核実験を行いました。数年前には、この北朝鮮の核実験は実際行われたものではない、まだ技術的に無理だなどと日本の有力政治家の中でも認識があまい人が存在しました。北朝鮮の核に対する技術力をみくびっていた結果、技術力が進歩し核を小型化する技術まで持つようになったようです。

 北朝鮮が核を持つということは、日本にとって大変脅威です。北朝鮮が持つ長距離ミサイルではなく、移動可能なノドンは日本のほとんどのエリアまでミサイルを発射することが出来ます。ここに核ミサイルを搭載することができれば、日本は確実にいつでも狙うことが出来ます。この核ミサイルも1発であれば、日本のミサイル防衛技術により破壊することが可能化もしれません。しかし、移動可能で数十発の小型核を一斉に発射されれば、日本はそれを防衛する技術がありません。日本が壊滅する可能性だってあります。

 この脅威に日本政府は、どう対応するのでしょうか。国連で非難声明を何百回出したって、北朝鮮は痛くも痒くもありません。制裁といっても、経済的なものであればそれほど有効な手段もありません。日本国憲法9条を念仏の代わりに唱えても、この状況を変えることはできないでしょう。よっぽど、頭の中がお花畑の方々でしかそのようなことで北朝鮮を止めるという発想は思いつかないでしょう。

 やはり攻撃される前に攻撃する能力を持つことが必要です。もしくは、核を持つという選択もあり得るかもしれません。あらゆる対処方法が議論されるべきです。憲法9条では、日本を守ることは出来ません。秋の臨時国会では、この日本の危機に対して真剣な議論が行われることを期待します。