色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

東芝がなくなるかも

 これは、まだ誰にもわからないと思いますが、日本を代表する世界的企業の一つである電気機器大手の東芝が苦境に立たされています。志賀会長も退任されるということです。会長が責任をとって退任するという事態は、通常ではありません。

 不正会計問題で世間をにぎわせて、もうこれで膿は出尽くした、これからV字回復を行うと言っていた、知り合いの東芝関連会社社員の言葉が懐かしく感じられます。V字回復どころか、会社の存続事態が危機的な状況です。

 原子力事業の巨額損失問題が出て来ました。この原子力事業を主導していたのが、志賀さんということで責任をとられたようです。原発の損失も7,125億円と報じられています。純損益は、4,999億円の赤字ということで大変厳しい状況です。

 日本を代表する企業の存在が危ぶまれ、東芝という会社が解体の危機に瀕しています。寄らば大樹の陰と言われるように、東芝に就職すれば一生安泰、大手企業に就職すれば一生安泰という時代はもう終わったのかもしれません。

 このような不安定な時代にも変わらずい生き続けるためには、自らを成長し続けなければなりません。私も今の会社がいつどうなるかもしれません。どのような状況になっても必要とされる人間になれるよう精進しなければなりませんね。