色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

東京都都議選

 東京都都議選が来月(7月)に迫ってきました。小池東京都知事都民ファーストの代表となり、都議選の準備を加速されています。この都議選は、小池知事のこれまでの判断がどのように評価されるのかを問う選挙でもあります。東京都民は、どのような評価をするのでしょうか。小池知事に力を与えるのか、それとも自民党が再び力を得るのか。

 私が関心を持っているのは、築地市場豊洲移転問題です。これまでに東京都民の税金が6,000億円も使用されています。この大きな金額の費用が無駄になるかもしれません。地下水の汚染がこの豊洲に対する、安心・安全を奪っています。しかし、科学的な評価では問題ないことが証明されています。また、地下水を豊洲市場で使用することは、ありません。現在でも豊洲は、安全・安心な場所なのです。

 それを小池都知事民進党共産党などの野党は、この豊洲への移転を政治問題化しました。豊洲が安心できない場所という風評被害を起こし、これまでの政治判断が間違っていたかのように装っています。

 豊洲への移転は、昨日今日始まった話ではありません。30年以上も関係者の方は、侃々諤々の議論をされてきて、今日に至ります。大変ご苦労されたことだろうと思います。それを権力闘争の道具にされたことは、許すことができません。未だに小池都知事は、この移転について態度を明確にされてません。

 私は、この豊洲移転問題で判断できない知事・自身の権力闘争に使用した知事には、これ以上の権力を与えることは出来ないのではないかと考えております。東京都民の良識が問われる選挙になるのかもしれませんね。