色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

テロ等準備罪成立

 テロ等準備罪が成立しました。明け方までかかり、いつの時代かなと思わせるような牛歩戦術も見ることが出来ました。そんな古典的なことをして恥ずかしくないのかなと思います。まともな議員の方々は、さぞお疲れになったことだと思います。

 民進党共産党社民党自由党などは、反対のための反対をしているだけで建設的な議論を期待していましたが、国会でそのような議論をされることは少なかったのではないでしょうか。

 堂々と対案を示して、自分達ならこのような法案にするというようなものが見えて、その法案が政府・与党のものより優れていると国民が判断すれば、野党の評価や国民の支持も上がるでしょう。しかし、結局そのような建設的な議論はされません。反対の為の反対です。

 自分達が権力を握るために相手を陥れ、政局にしようということが見え見えの野党には、次の選挙でも国民の支持を集めることはできないでしょう。

 このテロ等準備罪は、本当にややこしい法案だと思います。だからこそ野党には、丁寧に議論をして欲しかった。残念です。与党も何だか強引な印象を残してしまったことはこの法律に対して国民も良い感情を持たないように思われます。政府・与党にも丁寧に対応をして欲しかったと思います。

 テロ等準備罪が成立したのですから、この法律で犯罪を事前に察知し、国民が守られることを期待したいと思います。