色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

稲田大臣の発言、憲法改正にマイナス

 稲田防衛大臣もやっちゃいました。また、自民党議員による失言です。この失言により、安倍総理も陳謝しました。相次ぐ自民党議員のマイナス報道ですが、緊張感を失っているのでしょうか。

 この発言は、都議選の自民党候補の集会で行われました。「防衛省自衛隊防衛大臣自民党としてもお願いしたい」という発言です。後日、撤回されたそうですが、遅いです。自身の責任と立場をしっかりと自覚して欲しいと思います。さらに安倍総理にまで陳謝させることになるなんて最低です。

 稲田大臣は、国家機関に所属しています。その方がこのような発言をされると選挙に対する公正性を欠きます。私も自民党に勝って欲しいですが、このような発言は慎んで頂きたい。

 都議選の情勢は、自民党にとって厳しい情勢という報道もあります。これが事実ではないかもしれませんが、本当であったならば大変なことです。

 何故、大変なのか?

 都議選は、一地方選挙のです。これに勝った、負けたということで国政にすぐに影響が出ることはないでしょう。しかし、最近の安倍内閣の支持率を見る下落傾向にあります。これが継続すると、安倍内閣の存続があやしくなってきます。自民党の中にも安倍内閣に反対する勢力面従腹背勢力があります。足を引っ張ってやろうとする人いるはずです。

 もし、都議選に負ければ反安倍勢力が安倍下ろしを行うでしょう。反安倍勢力も結局は、選挙に勝ちたいから、安倍内閣の支持率が高い時には応援するでしょうが、支持率が下落すると、安倍総理を支えて頑張ろうという人が減少するのは間違いありません。そうなると何が困るでしょうか。

 憲法改正が困るのです。

 次の総理が誰になっても現在の衆参の議席数が確保されるかどうか不透明です。現在は、憲法を改正する勢力が3分の2を確保しています。これだけの議席数が今後も確保できるかどうか不透明です。恐らく難しいでしょう。

 今しか憲法改正が早期に出来ないのです。今しかないのです。今、安倍総理の時にやらなければならないのです。

 自分達の行動が憲法改正にマイナスとなるかもしれない。このように自民党の議員の方には、しっかりと自覚をして欲しいと思います。稲田大臣、応援しています。今後は、引き続き頑張って欲しいと思います。