色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

安倍さんの所信表明演説、短いのか?

 安倍総理大臣の所信表明演説衆議院参議院で行われました。この所信表明演説を聞く前にニュースを見ると、短かった、熱意も薄い、政策に対する思いが感じられない、覇気がないとう野党のコメントが中心でした。もしかして、衆議院議員選挙に大勝したので、安倍総理が少し手を抜いたのかなと思いましたが、実際に安倍総理所信表明演説を聞いてみると、とてもやる気が無いというようには、感じることはありませんでした。

 安倍総理所信表明演説は、やるぞという気持ちを感じることが出来ました。確かにこれまでの所信表明演説よりは、時間が短いものでしたが、中身はとても詰まっていたと思います。選挙の大勝でおごりというものも感じることはなく、国民が一丸となって日本を前に進めていく、その先頭に立って、自身がリーダーシップを発揮して、国家・国民を守り、将来に向けて明るい日本を築いてゆくんだというものも感じました。

 時間が短いということで、確かにもう少し中身を詳細に聞きたかったなと思う部分もあります。国民にわかりやすく説明しようとされた結果なのだと思います。その点では、これまでの長い演説よりは、多くの国民に分かりやすいものだったと思います。日本国民も長い演説ですと、それを全て聞こうとする人も少ないのだと思います。私のように衆議院参議院所信表明演説を全て聞いている国民は、ほとんどおられないでしょう。国民もそれほど、暇ではないのです。この中身は、引き続き国会で議論が行われるのでしょう。

 また、来年の通常国会では、もう少し中身を詳しく説明されるのだと思います。本格的な論戦が行われるのですから、当然のことだと思います。どんなに良いことを長々と言ったって、行動が伴わなければ、全く意味がありません。これは、民主党政権で日本国民全員が学習した内容だと思います。安倍内閣は、成立から、結果を出し続けて来ました。有効求人倍率、雇用、株価、所得など、安倍内閣が始まってから、向上していることは、言うまでもありません。外交でも結果を出されています。安倍内閣になってから、日本の国際的地位も向上しました。ボロボロにされた民主党政権時代の日米同盟もトランプ大統領との関係も含めて、深化されてきています。これらの結果について、野党は、批判のための批判をしていますが、誰も相手にしないでしょう。

 それでも国会の議論では、野党にも頑張ってもらわなければなりません。国会で緊張感のある、建設的な議論を行うためにも、野党が良質な質疑を行うことが大切です。モリ・カケなどということに国民は、あきれています。北朝鮮の脅威が迫っている時にこのようなつまらない議論までしている野党には、成長を期待と思います。このような程度の低い野党にも、共に困難な課題に取り組みましょう、日本の未来を切り開こうと語り掛けられました。これに野党は、どのように答えるのでしょうか。

 その野党の中で期待しているのは、日本維新の会です。他の野党と異なり、是々非々で取り組まれています。反対のための反対、批判のための批判は、行っていません。選挙で少し議席数を減らしたのが残念ですが、良質な質疑をする野党として頑張ってもらいたいと思います。

 中身のある、よりよい議論を期待したいと思います。結果を出し続ける安倍総理を引き続き精一杯応援したいと思います。