色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

アメリカ、北朝鮮への圧力強化

 アメリカが北朝鮮に対して、圧力強化です。トランプ大統領は、20日北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定すると発表しました。アメリカが北朝鮮が行っている、拉致問題や核・ミサイル問題を絶対に許さないという強い決意を国際社会に示しました。アメリカが北朝鮮に対してテロ支援国会に指定するのは、2008年以来9年ぶりのことです。さらに21日には、独自の追加経済制裁を行うことも明らかにされました。

 北朝鮮に対してアメリカは、この20年間甘やかしてきました。本来であれば、この20年間に攻撃をしていても、これまでのアメリカであれば特に驚くべきことではありません。しかし、アメリカは宥和政策をとり続けました。その結果が核・ミサイル技術の開発を継続し、技術力が向上し、アメリカ本土に届く核・ミサイル技術を保有する事態になりました。完全にこれまでのアメリカの北朝鮮政策の失敗です。自らを危機に陥れてしまった失敗は、これを取り戻すのは簡単なことではありません。

 日本は、頭がお花畑のような平和主義者が横行し、北朝鮮になめられっぱなしです。憲法9条があるために、北朝鮮は、どんなに挑発しても何もしてこないことをしっかり理解しています。このままでは、日本も国民の平和のために核兵器保有も議論しなければならなくなりました。これは、本当に健全なことなのでしょうか。日本が安全保障と憲法9条を真剣に考える努力をしなければ、北朝鮮のミサイルが落ちるのは日本が有力候補になってしまいます。敵基地攻撃能力も保有しなければなりません。トマホークも配備しなければならないでしょう。

 日本にやったら、やられると思わせなければなりません。戦争の危機も迫っているのかもしれません。その時に逃げるのではなく、この問題に真正面から対峙する必要があります。

 今日の安倍総理の国会答弁には、ガッカリです。消費税を上げるなんて何を考えているのでしょう。しかし、この日本の安全保障問題を乗り切れるのは、現在では安倍総理しかいないでしょう。

 国民が真剣に考えるときが来ています。もう、これまでのように安全保障を他人任せではなく、自分達で考えるときがきています。