色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

「西郷どん」、NHK大河ドラマ始まる

 NHKの大河ドラマ「西郷どん」が始まりました。楽しみにしていたので、期待しています。残念ながら、第一回目を見逃してしまいました。大河ドラマも楽しみですが、それ以上に親戚付き合いの方が大切です。今年もお世話になる方々に新年のご挨拶をしていたので、仕方がありませんでした。再放送の今週土曜日は、見逃さないようにしたいと思います。

 今年は、明治維新150年です。150年前、鎖国していた日本は、国際社会に投げ出されました。この難局に先人は、必死に戦い、遅れて国際社会に出た日本は、数十年で世界の大国に成長しました。もし、日本がそのまま鎖国を続けていたならば、おそらく欧米の植民地になっていた可能性が高いと思います。そう言った意味では、この明治維新期の日本人は、大変立派であったと思います。

 現在も日本は、国際社会で大変厳しい立ち位置にいます。中国・ロシア・北朝鮮と日本の周辺国は、虎視眈々と自国の利益を最大化させるために極東アジアで活動をしています。日本は、この厳しい国際情勢の中で名誉ある地位にいることができるでしょうか。現状では、日本の立場が弱くなる方向になりそうな気もしています。国際社会で影響力のある地位を確立するためには、外交力が必要です。この外交力は、軍事力・経済力を背景としなければ、国際社会で影響力を行使することが出来ません。

 いつまでも憲法9条に縛られている訳には、いけません。自国を守ることが出来て、日本に手を出すとやるぞという力を持たなければなりません。これは、平和のためです。平和のために軍事力を増強する必要があります。それが、日本の国民の生命を守ることにもつながります。経済的にも不利なルールを押し付けられることのないようにしなければなりません。そのためにも軍事力を背景とした外交力が必要です。

 これらを変えることができるのは、政治家ではありません。国民の意識・レベルが最も大切です。日本国民のレベルが上がれば、政治家のレベルも上がります。国民を守るのは、結局は国民です。

 私たちは、明治維新期の先人について、尊敬の念で敬意を表したと考える人が多いと思います。現在を生きる私たちが、将来の日本国民に尊敬されるのか、卑下されるのか、私たちの行動にかかっています。将来、子や孫に恥ずかしい父や祖父と思われることが無いように現在の大人が責任ある行動をしなければなりません。