色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

卓球、14歳張本選手史上最年少優勝

 張本選手、史上最年少優勝おめでとうございます。スポーツで年齢は、関係ありませんが、それでも14歳で日本一になるというのは、ただただ凄いことです。今後、世界でも活躍してくれることを願っています。

 この競技は、低年齢で活躍出来ないと、世界で活躍出来ないようですね。女子で優勝した選手も17歳です。このような年齢で日本や世界で活躍できるということは、それだけの年月練習に打ち込まれてきたということだと思います。

 ただ、14歳で優勝ということについて、疑問もあります。この年齢で優勝するためには、まだ物心がつく前に卓球をやっていたことでしょう。その時に自分は、世界で活躍するために練習するんだと思って練習をしていた子供は、いないでしょう。恐らく、親が強制的に練習をさせていたのでしょう。それも週1~2回の練習というわけではないと思います。毎日毎日、驚くような時間連取をしていたんでしょう。友だちと遊んだり、他にもやりたいことを我慢して練習していたんだと思います。強制的に。この男女の優勝者は、両親ともに卓球をやられていたそうです。

 このような親が強制的にやらせて、良かったと今現在から振り返って良かったと思うでしょうが、それは、ただ結果が出ているからです。結果がでず、全く注目もされなかったらそのようには、思わなかったのではないでしょうか。

 私も子を持つ親として、自身に好きなことをやらせたいという思いもあります。これでは、その道で一流になる可能性は少ないでしょう。スポーツは、お金をかけて低年齢でないと活躍出来ないというこの感覚がどうも好きになれません。自身でそのスポーツを好きになり、練習に打ち込むことは、大変素晴らしいことですが、活躍できる可能性が少ないのですから。もちろん、スポーツが強くなることだけが目的ではないということは、理解しています。スポーツを通して、礼儀だたしさ、上下関係、精神力など身につけることは、多々あります。

 親が子供に強制させることは、不幸なこともありますが、このように卓球選手の中には、幸福感を得ていることもあります。子供の育て方は、一様ではありません。さまざまな考え方があるというようなことを考えさせられるということを張本選手の優勝で考えされられました。