色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

明日(1/22)、第196通常国会が始まる

 明日から通常国会が始まります。6月20日までの150日間です。国民の生活が向上し、世界平和に貢献できる有意義な国会での議論を楽しみにしています。

 例年、この時期に議論されることは、来年度の予算についてです。しかし、今回の国会で注目されるのは、憲法改正です。昨年の衆議院議員選挙の結果を受けて、憲法改正に賛成する勢力は、衆議院の3分の2を越えました。自民党公明党日本維新の会希望の党改憲勢力にあたります。希望の党は、約束したことを守らないこともありますので、憲法改正について賛成するかどうかわかりません。憲法改正には賛成だが、安倍内閣の改正案には、賛成できないというようなことで、修正協議をすることもなく、いたずらに時間を消費し、賛成しないということは考えられます。もし、こんなことをしたら、国民は許すはずがありませんが、元民主党の方々が多いので、充分にありえます。

 それでも現在の与党と日本維新の会議席で充分改憲をすることが可能です。与党は、この国会で憲法改正案を出すと思われます。安倍総理がもう一度総理大臣になったのは、憲法を改正するためだったと思います。必ずやり遂げて欲しいものです。

 ただ改正するというだけでは、不十分です。その改正案の中身も必要です。現在自民党案になりそうな、憲法9条3項追加というようなことは、やめて欲しい。しっかりと憲法9条2項を削除して、国防軍を認めるというところまでやって欲しい。日本国民も説明が尽くされれば、きっと賛成してくれるだろうと思います。憲法9条があるために拉致問題をはじめとする、国民の生命・自由を守ることが出来ない状態です。国際平和にも協力することが限定的です。極東アジアの平和を危うくしているのもこの憲法9条があるからです。政治家の方々には、真面目に真剣に対応頂きたいと思います。

 日本国民も見ているだけではいけません。憲法改正について、国会で結論が出て国民投票が行われます。その場合にもし、否決されるようなことがあれば、当分憲法改正を行うことは出来ないでしょう。喜ぶのは、中国・北朝鮮などの好き勝手にやりたい国々の人です。日本人の平和を確実に脅かされます。変わらずに生き残るためには、私たち日本人も変わり続ける必要があります。共に学びそして、よりよい憲法改正案が出来たのちには、賛成したいと思います。

 これまでの通常国会とはことなる緊張感のある国会になりそうです。つまらない議論をするであろう立憲民主党共産党社民党・一部希望の党の方々には、次の選挙で国民の良識ある意思表示を示す必要がありそうです。それでもこれらの党の方々にも質の高い議論を期待しています。

 国民の命と日本を守る国会が始まります。