色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

子供に対する命を奪う暴力

 鹿児島県出水市で悲しい事件がありました。4歳の女児が母親の交際相手の男性による暴力で命を奪われてしまいました。鹿児島県警も危険性を児童相談所に連絡していたようですが、保護することなく残念な結果となってしまいました。

 母親の交際相手や再婚相手の男性の暴力により、幼い子供が命を落とすという出来事をよく聞きます。男性は、母親である女性への関心から、交際や再婚をするのでしょうが、子供までは愛することが出来ないのでしょう。これは、嫁姑の仲たがいと同じなのかもしれません。女性が男性と結婚をする時もその男性を愛するからであって、その男性の母親まで愛しているわけでは、ありません。また、愛することも大変難しいのかもしれません。

 交際や再婚し子供に暴力をふるう男性は、嫉妬深い方なのかもしれません。ただ、女性のことは愛しているが、その女性の子供というだけでなく、子供という存在が嫌いという方なのかもしれません。

 こういったニュースを聞くと自分も離婚をすることは簡単ですが、子供はどう考えるのかということが気になってしまいます。子供に罪は、ありません。自分の人生も大切ですが、自分の行動により、子供を苦しめることになるかもしれないと思うと軽々な判断をすることが出来ません。子供が出来た時点で、自分の人生の一部は、子供に費やさなければならないのではないかと思います。子供も私の子供として、生まれてきたかったわけではありません。親としての子供に対する責任は、大変重いものです。

 親の都合で子供が不幸になるということは、あってはいけないことです。大変なつらい状態を我慢しなくてはいけない状態であれば別ですが、少し頑張れば、自分が変わることが出来たらということであれば、子供のために頑張らなければなりません。

 今回の事件については、詳しい家庭環境はわかりませんが、子供に対する親の責任というものを強く自覚しなければならないなと考えさせられる事件でした。