色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

井上尚弥選手が骨折していた

 まだまだ熱が冷めないボクシングの井上尚弥選手ですが、右目がんか底と鼻を骨折していました。2ラウンドのドネア選手の左フックを受けたのが原因だと思います。

 骨折するくらいの凄いパンチを受けていたにも関わらず、10ラウンドを骨折した状態で戦っていたことになります。目を傷めて、対戦相手が二重に見えたと言っているように目は、正常な状態ではありませんでした。そのような状況であれだけの試合を行うことが出来るのですから、もうその力は凄いとしか言いようがありません。

 もし、あのパンチを受けることなく、戦うことが出来たとしたらもう少し簡単に倒すことが出来たかもしれません。しかし、それを簡単に勝たせない、試練を井上尚弥選手に与えたということで、このケガを乗り切ればさらに凄い選手となってしまいます。

 試合後、井上尚弥選手は次に誰と試合がしたいかとの質問にWBC王者で弟の拓真選手を倒した、ノルディ・ウーバーリ(フランス)選手と戦いたいと話されていました。ウーバーリ選手の試合も見ましたが、井上尚弥選手と比べると少し、格下かなという印象を受けております。強い選手と対戦をしたいという井上尚弥選手の希望には、そぐわないような気がします。そう考えるともう、バンタム級に対戦相手がいません。

 バンタム級に対戦相手がいないと一階級上のスーパーバンタム級に階級を上げるしかありません。井上尚弥選手が良い試合をするならば、階級を上げるしかないのではと思います。バンタム級では、またすぐに終わる試合を見ることになります。

 本人としては、バンタム級にもう少しとどまるということですので、その選択を応援したいと思います。私たちが考えていないようなことを考えており、それを達成してまた私たちを感動させてくれるかもしれません。

 まずは、ケガをしっかり治して、元のパフォーマンスができるようにして欲しいと思います。ここまで来ると井上尚弥選手の試合を生で見るには、チケット代が高すぎて簡単に見ることが出来なくなりますが、テレビで応援をしたいと思います。ケガが無事に治ることをお祈りします。