色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

出生数90万人に届かず

 日本にとって大変な危機です。今年生まれた子供が明治32年(1899年)の統計開始から初めて90万人に届かないようです。子供が生まれる数が年々減少していくのですから、日本の人口が減少していきます。日本の人口が減少していくと日本は、どうなっていくのでしょうか。どんどん高齢化も進み、若い人の負担が増加します。国力も低下していくことでしょう。これでは、将来の日本が大変心配になってきます。

 ではなぜ、子供を産む人が少なくなってるのでしょうか。これは、私の推測ですが首都圏で生活している方は、産みたくても産めないのではないでしょうか。私は、子供が1人います。本当は、4・5人とたくさんの子供が欲しいと考えておりました。しかし、とてもそれだけの子供を育てることが出来るとは思えません。

 経済的に余裕があったとしても、転勤族である私には、近くに親類も知人もいません。仲良くなった近所の方々に子供を預かってもらうなんてとてもお願いすることが出来ません。先ず、子供を安全に安心して預かってくれる場所の確保が必要です。そして、経済的な援助も必要です。でも、首都圏だけでこれだけのことを全て行うことは困難です。

 やはり、首都圏への人口一極集中が問題でしょう。首都機能を分散することが、子供を産むということにもつながってくるような気がします。簡単な問題ではないことは理解できますが、「桜を見る会」について国会で税金を使っている暇があれば、こういった問題に真剣に政治家は取り組んでほしいと思います。しっかりしてくれ、政治家。