ボクシング協栄ジム、活動休止。選手ファーストか？

　ボクシングの協栄ジムが大人の都合により、プロ選手の活動を休止するようですが、この判断が本当に選手のことを一番に考えた結果なのでしょうか。さまざまな事情はあると思いますが、それを何とかするべきだったと思います。選手は、一生懸命練習をしています。ボクシングという大変危険なスポーツに命懸けで、上を目指して頑張っています。それなのにこのような判断が本当にベストだったのでしょうか。

　今月２２日には、全日本新人王決勝戦が後楽園ホールで行われます。この試合に２選手が協栄ジムの選手が出場します。決勝にいくまでには、数試合しています。ここまでくるにも大変なことです。私もボクシングをしていますので、ここまでくることがどれほどの覚悟と練習が必要かというのを少し知っています。人並み以上の努力を行わないといけません。練習だけでなく、減量も大変過酷なもので、一般の人が簡単に出来るものではありません。数週間で１０キロもの減量を行い、命懸けの試合をします。

　この２選手は、花形ジムから１試合限定で試合が行えるようになったようです。少し安心しました。

　選手には試合に集中してもらいたいと思います。決勝まで進んだ２選手には、ボクシング以外の騒動で練習に集中できなかったかもしれませんが、悔いのないよう精一杯頑張って欲しいと思います。時間があれば、後楽園ホールに足を運びましょう。