秋元衆議院議員、収賄の容疑で逮捕
10年ぶりの国会議員の逮捕です。
クリスマスの寒い日に自民党の秋元衆議院議員が、カジノを含む統合リゾート事業への参入しようとしていた中国企業から賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部に逮捕されました。
報道されているところによると秋元さんは、「一切身に覚えがない」と容疑を否認されているようです。秋元さんは、IR事業を所管する副大臣もされておりました。
IRを所管する副大臣をするくらいなのですから、このような収賄を疑われることがあることくらいわかっていたと思います。それにも関わらず、中国企業が近づいてきても注意を怠ったのだと思いますが、脇が甘すぎると思います。注意の上にも注意しなければならない立場であったと思います。
秋元議員は、2世や裕福な家庭で育ったわけではなく、自らの力でここまできたようです。大変な苦労もされたことだと思います。そのような方が今回のような出来事で疑惑を持たれたということは、非常に残念です。
ただ、これだけ単純な構図で収賄という容疑が掛かっております。あまりに単純すぎて、誰かにはめられたのではないかとさえ思えてしまいます。ただ、本当にお金を受け取っていたとしたら大問題です。まだ、受け取ったということが確定されておりませんので、今後の捜査を注視したいと思います。
まだ、裁判で最終の審判がされたわけではありません。逮捕されたというだけで犯罪が確定したわけでもありません。この容疑が間違いであって欲しいと願っています。