色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

カルロス・ゴーンさんが海外へ出国

 たいしたものです。素晴らしいです。みごとな国外逃走です。日本という国は、何と簡単に保釈中の被告を逃がしてしまうのだろうと世界中から笑われていることでしょう。いったい、日本という国は、どうなっているのでしょうか。

 日産自動車という世界的な自動車メーカーの前会長であるカルロス・ゴーンさん、会社法違反で起訴され、15億円という大金を支払って保釈されている最中でした。この保釈中は、海外渡航禁止にされているにも関わらず、そんなことを一切無視して、レバノンへ逃亡です。ゴーンさんに日本は、相当なめられています。日産自動車の再建で功績のある方であっただけにとても残念です。と同時にとても腹立たしく感じております。

 ゴーンさんの声明によると、日本の不正と政治的な迫害を回避したとしています。今後、メディアに対して自由に発言するようですから、どのような発言をするのか大変注目しています。であるなら、日本で法廷でしっかりと発言をし戦えば良かったのではないでしょうか。日本国民もこの会社法違反が、ゴーンさんの発言により問題があると思えば、世論も黙っていないと思います。多数の国民がゴーンさんを支持したことでしょう。それを行わなかった。逃亡したということは、何だか後ろめたいことがあったのではないかと考えてしまいます。

 この問題で日本は、しっかりと外交交渉をして、レバノンからゴーンさんを日本へ連れ戻さなければなりません。これは、絶対に行わないとなりません。日本という国が世界中からなめられて、間抜けな国というレッテルがはられてしまいます。大変重大な事態であるということです。そのことを意識して、しっかりと政府には対応を行って欲しいと思います。