台湾総統選、蔡英文さんが再選！！

　台湾の総選挙が行われました。中国と仲良くしようとする野党国民党の候補に大きな差をつけ、圧倒的な勝利となりました。

　これは、台湾国民の決意、国民が持っている台湾が中国ではなく、１国として頑張っていくんだという思いが伝わってきます。台湾も現在は、中国との関係が自国の経済に大きく影響します。台湾の製造業も台湾の国内だけでなく、中国に工場を持ち製造を行っています。この中国で製造を行うということは、台湾の製造業にとって切っても切れないものとなっています。実際、台湾メーカーが中国での製造なしでやっていける企業というのは、少ないのではないでしょうか。そう言った意味で、経済よりも台湾が１つの国としてやっていくことの方が重要だという国民の決意です。

　この後、実際に経済的な中国の嫌がらせが起こるかもしれません。その時に台湾国民がどのような反応を示すのでしょうか。やっぱり、台湾という国よりも経済だとなれば、中国が有利となります。それでも台湾としてやっていくんだという気概があれば、台湾は強くなり、今以上の発展を遂げるのではないかと思います。

　そこで日本は、どのように対処していくのでしょうか。台湾は、この極東アジアで数少ない親日です。日本に統治された期間もありましたが、この期間に対して、他国とは異なり政治的なリーダーになるような方も感謝をされています。日本の素晴らしさもご存知で、当時の方は今の日本人よりも日本人らしいとすら感じる方もおられます。日本がこの台湾と親密になることは、極東アジアの平和につながるのではないかと考えております。

　今回の圧倒的勝利による総統選の結果、台湾が今後どのようになっていくのか、そして、日本が台湾とどのようにお付き合いをしていくの注目して見ていきたいと思います。