戦力の小出しは、やってはならないこと。国民への経済支援の小出しも効き目がうすい
国民は、もう本当に苦しんでいる。どうも政府と自民党には、このことがそれほど理解できていないのではないかと思います。真剣に考えなければ、ウイルスよりも経済的に困窮して、命を失われる方が増えるかもしれません。
戦力の逐次投入での敗戦経験
名著に『失敗の本質 - 日本軍の組織論的研究』（中公文庫）があります。小池都知事が愛読しているということで、都知事に当選された時にもこの本が売れました。
この本には、第二次世界大戦のさまざまな戦いの中で、どのように失敗をして敗戦に至ったのかということが書かれています。
安倍総理は、この本を読まれていないようですね。戦力の逐次投入ということは、行ってはいけません。これは、基本です。
今回の新型コロナウイルスの補正予算は、この経済支援の逐次投入の最初ではないでしょうか。ちょこちょこ出しても効き目は、うすいです。日本経済を沈没させては、いけないのです。そのことを理解されているのでしょうか。
公明党という党は、あまり良いイメージがなかったのですが、今回の山口代表の国民に一律１０万円を安倍総理に要請されました。
公明党、山口代表は、えらい。国民の苦しみを理解されているのでしょう。また、公明党は、国民の声が届きやすい組織になっているのかもしれません。与党として、これをただの要請にせず、しっかりと実現をするように引き続きご尽力いただきたいと思います。
グズグズもやっていられません。スピーディーな対応を求めたいと思います。日本経済を救ってください。
自民党が理解できないようだ
これまで応援してきた安倍総理も、今回の対応で今後応しないことも考えなければなりません。あまりにも国民目線から遠ざかっているのではないでしょうか。
昨日行われた自民党と公明党の協議でも、自民党が早くやることに理解を示さなかったようです。どこを見て政治をしているのか、しっかりと再度考えて頂きたいものです。
まだ、新型コロナウイルスの影響が今後大きく出てくるものだと思います。政府には、日本の国民を守るということをしっかり理解して、対応をして頂きたいと思います。
