色彩を持たない、日本人男性のブログ

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大阪府が自粛解除の独自基準「大阪モデル」を設定。吉村知事は、やっぱり頼りになる。

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 緊急事態宣言が延期され、安倍総理・西村大臣・小池都知事としっかりしろよと言いたくなるような仕事しかされていないような気がします。しかし、大阪府の吉村知事はやっぱり頼りになります。

 

 大阪独自の自粛解除基準を設定されました。この決断は、大いに評価したいと思います。こういった設定は、リスクもあるでしょう。それでも、大阪府民のために決断をされました。

 

大阪、自粛解除の独自基準「大阪モデル」

 大阪基準のポイントは、3点です。

 

 ①感染経路不明者が10人未満

 ②陽性者率7%未満

 ③重症者ICU60%未満

 

 この3点で基本的に大阪の自粛が解除されます。

 

 大変わかりやすい基準だと思います。感染者の数も医療機関への配慮もされています。この目標をクリアすれば、大阪は元の日常へある程度戻ることができます。

 

 安倍総理や西村大臣や小池都知事とは、国民に対する思いや真剣度が違います。吉村知事もこういった決断をすることは、大変なリスクがあります。もし、クリアできなければ、他の都道府県が解除していたとしても、解除することが出来ません。また、国が別の指針を上げてそれをクリアしても、大阪府は前言を撤回しなければなりません。

 

 そんなリスクなんて吉村知事にしたらどうでもよいことなのでしょう。自分の立場なんてどうでもよい、府民のために政治を真剣にやるんだということが伝わってきます。

 

 こういった真剣に政治に取り組まれる方に国の政治も任せてみたいと思います。大阪の知事で終えるには、もったいない逸材だと言わざるを得ません。

 

 ただ、日本維新の会で国会議員になっても、それほど活躍できそうにありませんので、大阪府知事の方が活躍できるかもしれませんね。

 

 

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他の自治体も独自基準をつくるのか?

 他の都道府県も独自基準の作るのでしょうか。東京都の小池都知事は、全く期待できませんね。この人も国会議員を長くやっていたということもあり、こういった時にあたりさわりのないことしかやらないでしょう。

 

 リスクをとって、独自基準を作るなんてできないと思います。

 

 他の府県知事も同様なのかもしれません。リスクをとらず、自分の任期を全うしようとするのでしょう。任期を終えれば、数千万の退職金をもらえるのですから、余計なことをする必要がないと考えているのだと思います。

 

 日本で真剣に国民のことを考えて政治をしている人って、どのくらいいるのでしょうか?国会議員は、国民が苦しんでいても、歳費を減らすことができません。20%頑張ったと言いたいでしょうが、そんなことではだまされません。

 

 大阪の吉村知事は、まだ40代と若い政治家です。今後、政治の世界の悪い部分にそまらず、さらに良い政治家になって欲しいと思います。応援しています。