緊急事態宣言の解除基準を14日に公表するかもって、遅すぎるよ!
新型コロナウイルスで緊急事態宣言が何ら数値基準なく、単純に延長するってだけを発表した日本政府ですが、大阪府の吉村知事に触発されたのか、14日をめどに解除基準を公表するようです。
とにかく安倍内閣は、やることが遅い。解除基準を公表するなんてことをやって、政治家も官僚も責任を取りたくないんでしょうね。誰のために政治やってるんだよ!
自分達の権力や金のために政治をやっているとしか思えない。しっかりやってほしいと思います。
解除基準を5月14日の公表でも医療体制をしっかりと考える必要がある
それでも、遅くても、やらないよりもやった方が良いです。そういた意味では、遅い、遅すぎる緊急事態宣言の解除基準を公表するってことは、大阪からけつを叩かれたとはいえ、良かったと思います。
新規感染者が全くない地域もありますので、そういった地域は自粛状況を緩めてもよいはずです。
失業者数と自殺者数は、強い相関関係にあります。失業者が増加すると自殺者も増加します。失業者が減少すると自殺者も減少します。つまり、職を失い、経済的に困ると自殺をしてしまう人が、少なくない人数がいます。
1953年以降、失業率が高い期間は、自殺者数も多いです。1998~2014年の14年間は、自殺者数が3万人を超えています。この数は、新型コロナウイルスで亡くなる方よりも多いです。
これ以上経済活動を停滞させるわけには、いかないということを政府に自覚してもらわなければなりません。
ただ、心配事は医療機関です。新型コロナウイルスよりも医療機関が安定しないと、助かる命も助からなくなる可能性もあります。ここに対する政府の支援も必要です。医療崩壊は、絶対に防がなければなりません。
西村大臣の吉村知事に対する発言と地方の首長は、チャンスでもある
西村大臣が大阪府の吉村知事に嫉妬したのか、「何か勘違いをされているのではないか」というような発言をされました。
何を言ってるのでしょうか。勘違いしているのは、西村大臣です。どちらが真剣に国民のことを考えているのかは、あきらかです。自分達は、責任を取らず、責任を地方の首長におしつけるような法律を作っておきながら、真剣に取り組んでいる吉村知事に向ける言葉ではありません。
基準を示した吉村知事と逃げた西村大臣のどちらを国民が評価するかは、あきらかです。大阪、北海道など頑張っている知事がいます。東京は、残念な知事です。それは、東京都民が選んだのですから、自業自得といえばそうです。
地方の政治家が注目されるきっかけともなりました。吉村知事以外にも素晴らしい政治家が出てくることを期待しています。政府がこの体たらくですので、地方の政治家が実力を世に明らかにするチャンスでもあります。
まだ、新型ウイルスとの戦いは続きます。国民もまだ我慢が必要です。吉村知事には、引き続き頑張って欲しいと思います。そして、地方の素晴らしい政治家の方も国民の命を守るために頑張ってもらいたいと思います。