色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

自粛ポリスという正義感が行き過ぎにならないように

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 自粛ポリスという正義感か緊急事態宣言の長期化でストレスがたまっている方か、さまざまな要因で、新型コロナウイルスに感染した人や繁華街にいる人などを非難する方がおられるようです。

 

 こういった指摘は、大切な場合もあります。たばこのポイ捨てを注意したり、社会のルールやマナーとして、不適切な行為を行っている人に指摘することは必要なことだと思います。

 

ただ、行き過ぎには注意が必要だ

 もし、この自粛ポリスと言われるような方の中で、正義感にあふれ嫌がられながらも頑張って注意をする方もいるでしょう。このような方については、勇気あふれ尊重したいと思います。

 

 どこで線引きをするかということにもよりますが、これが行き過ぎてしまってはいけません。

 

 新型コロナウイルスに感染した方を差別したり、必要以上に繁華街に行く人を非難したりすることです。

 

 災難は、誰にでもやって来る可能性があります。それは、私たちが選べることではありません。今回でいえば、新型コロナウイルスに感染した人を差別するなどということは、許すことが出来ません。

 

 また、自粛要請で多くの人が外出を我慢している時に、繁華街に遊びに行かれている方を非難することについては、気持ちはわかりますが、行き過ぎた非難は問題があると思います。

 

 自粛、自粛で経済的に困られている方やイライラされている方も増えてきていると思います。私も在宅勤務の時は、仕事が上手く進まずイライラすることもあります。

 

 まだ、延長されるかどうかわかりませんが、一応5月31日が緊急事態宣言の期限だと政府が発表しています。ここまでは、何とか頑張らなければなりません。

 

 ただ、人間ってこういった時には、大変恐いものですね。この期間をどのように過ごすかという工夫は、大切です。

 

 行き過ぎた正義感は、軋轢を招くことがあります。みんなが苦しんでいるということを理解して、自分自身も注意する必要があります。