気の緩み・・・と西村大臣は、言うけれど国民は疲れてるんだよ
緊急事態宣言が39の県で解除されました。長かった外出自粛で疲れていた国民の中にも少しだけ、ほっとする地域が出たことは大変良いことです。
それでもまだ、東京・大阪など大きな都市やその周辺では、まだ解除されていません。引き続き、緊張感を保たなければなりません。
通勤のため、地下鉄に乗りますが、通勤する人はGW前より増えています。いつまでも休んでられないということでしょう。在宅勤務でOKな人もいれば、そうでない人もたくさんいるようです。
国民の疲れは、体力的な問題だけでなく、精神的な疲労も大きくなっています。このウイルスに対する不安や、今後の生活を考えた経済的な不安です。この中で経済的な不安を緩和することは、政府にも出来るのですが、それをやらずに気の緩みなどということは、出来ないと思います。
気の緩み・・・という、西村大臣の発言
39県の緊急事態宣言が解除されたことにより、解除されていない地域でも外出している人が増えいることに対して、「気の緩み」という発言がされています。
気の緩みと言うけど、その中にも外出したくないけれど、生活をするためにこれ以上家にいることが出来ないという方もおられるでしょう。それも政府が充分な生活支援をしていないからではないでしょうか。
そんなにいうなら、地下鉄やJRをとめて、幹線道路を封鎖してみろよと言いたい。そういったことをせず、生活支援も充分に行わず、先行きが不安な方が仕方なく仕事をすることに対して、このような発言をすることはおかしいと思います。
これ以上、経済を停滞させてしまったら確実に新型コロナウイルスで亡くなる人よりも自殺者数の方が増えます。この人達の命もウイルスに感染した人と同じくらい貴い命です。
文句を言うなら、やることやれ。やれないのなら、黙っとけと言い立ですね。
追加経済対策は、行われるのか?
一時元気のあった自民党の方々も何か圧力があったのでしょうか。最近静かになっているような気がしています。
消費税減税などと言われていた約100名の自民党の議員さんは、どこにいったのでしょうか。まさか実現できないので、恥ずかしくて辞任されたわけではないと思います。
100名が本気でやる気があるなら、野党も協力して法案が成立すると思います。でも、本気でやる気がないから、この体たらくなんでしょうね。言うなら、本気でやって欲しい。この非常時にパフォーマンスは、いりません。
経済対策は、消費税減税だけではありませんが、効果のある、一人でも多くの命を救うものにして欲しいです。それが出来ない政治家を選んだのも国民ですが、政治家の本気度が試されています。
ここで頑張らないと、次の選挙で大きな代償を払うことになるでしょう。