考え方や意見が違っても、賛成出来るようにならなければ
国会中継や政治家の発言を聞いていると、自分と思想や考え方が違う党や政治家の人が賛成をしていることについて、必ず反対する人がいます。それも、ないことないことを付け加えてです。
しかし、それは冷静な判断ではありません。嫌いな政治家であっても、いつも考え方が違う人の意見でも、正しいことを言っている場合があります。それも全て、あの人が言っているから反対だなどということは、賢い選択ではありません。
安倍総理のやることには、全て反対の方
安倍総理が何かやると、全て反対という方がおられます。安倍総理がやることには、きっと悪いことに決まっているという決めつけかもしれません。特に野党の方にこの傾向は、多いと思います。
自民党のある政治家は、共産党がやることと全て反対のことをすれば、正しいということを言っていた議員もいます。共産党が反対すれば、賛成で賛成すれば、反対といことです。
実際の政治の現場でも政策の中身よりも、あの人が嫌いだから反対というようなことが、しばしば見受けられるように思います。
国益を考えれば、これは絶対に反対すべきでないと思う法案にも反対をする議員がいます。その逆もそうです。
好き嫌いで政治を行う人が、日本の政治家には多いような気がします。それだけではなく、党議拘束という問題もありますが。これがあると嫌な法案でも、党の決定事項ということだけで、賛成しなければならない時もあります。その意思に反して、反対をして党を離れた人が多数います。
政治家であれば、好き嫌いではなく、その法案が正しいかどうかで判断すべきです。しかし、なかなかそのようになっていません。
これは、私にも少しあてはまるような気がしています。相手がどのような人でも正しいことには、評価すべきです。
正しいか、そうでないかということを見抜くことが出来るように日頃から精進しなければなりませんね。今回の検察庁法改正については、そのことを考えさせてくれました。自分の勉強が不足していれば、正しい判断を行うことができません。特にSNSの時代には、日本国民全体のレベルアップが必要です。日本の針路を間違わないためにも。