色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

香港は、どうなっていくのか?そして、日本はどうなっていくのか。

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 香港が揺れています。中国という大国の中で、1国2制度という方針でしたが、とうとう香港も飲み込まれようとしています。

 

 言論の自由という中国では許されることがないものも、今後は自由に発言をしていくことが出来なくなる恐れが強くなります。

 

 香港からも自由が奪われようとしています。どこまで抵抗できるのでしょうか。

 

中国の香港への関与が強くなる

 「香港が国家安全を守るための法制度と執行メカニズムに関する決定」が中国の全国人民代表大会で採択されました。日本のニュースでは、全人代と言われているものです。

 

 1国2制度の終了です。こうなるのは、香港が返還される時から時間の問題でした。50年間もこの制度が継続するはずがなかったのです。

 

 個人的には、とうとうきたかというくらいの感覚で、特に驚くべきものではありません。もし、驚かれた方がおられれば、中国という国に対する幻想を見られていたんだと思います。

 

 この法では、愛国教育・秘密警察の設置や議会を経ないで適用されるなどの問題があります。

 

 表現の自由・集会の自由・中国共産党に対するデモなども行うことができなくなるでしょう。これまでのように、権力者に異見するようなことも出来なくなります。共産党に逆らうことが出来なくなります。

 

 これで天安門事件のようなことは、起こらないでしょう。中国共産党は、徹底的にデモを抑え込むでしょう。香港市民は、対抗することが大変困難な状況になっています。

 

 頑張っている方々もおられますが、無力でしょう。

 

 

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日本は、どのように対処するのか

 こういった時にどのように対応をするのかということで、国際社会への影響力が示されます。

 

 アメリカは、トランプ大統領がこの件について発言をされています。安倍総理は、どのように対応を行うのでしょうか。得意の遺憾をいつものように連発するのでしょうか。

 

 日本は、結局何もしないでしょう。しないというより、出来ないという方が正しいかもしれません。自由や人権を守るという香港市民がもし、日本に少し期待をしていたとしても、この期待に応えることが出来ないと思います。

 

 日本は、国際社会への影響力がなさすぎます。なぜ、日本は国際社会への影響力を持たないのか。

 

 答えは、簡単です。

 

 軍隊を持たないからです。軍事力が弱いからです。国際社会への影響力は、軍事力を背景にしたものでなければ、全く意味がありません。

 

 軍事力を強くするのは、平和のためなのです。国際社会の平和のために日本が強くならないといけないのです。

 

 反対、反対では、何も守ることが出来ません。

 

 香港の次は、台湾。台湾の次は、尖閣諸島。その次は、沖縄、九州と、次々に中国に飲み込まれていきます。

 

 そして、日本も人権や自由が奪われてしまいます。

 

 これが、日本の将来に希望することでしょうか。自分の子供や孫に残したい日本しょうか。絶対そうではないはずです。

 

 日本も独立を守るためには、軍事力を強化する以外にありません。強くならなければいけません。

 

 チベットウイグルで何が行われているのか、そうならないために何を日本がやらないといけないのか、日本人が真剣に考える必要があります。