台湾の新型コロナウイルス対応を謙虚に見習うべきだ
日本の政治家の方々には、是非見習ってほしいのが台湾の新型コロナウイルス対策です。
台湾は、ただ単に新型コロナウイルス対策に成功しただけではありません。経済成長させているのです。
現在の日本からは、到底考えられないことですが、実際に台湾は成功しています。これを参考に日本も真面目に拡大する新型コロナウイルス対策を行い、日本の国民の命を守って欲しいと願っております。
台湾の成功は、なぜ?
まず、ウイルスを入れないことを徹底しました。一昨年の12月31日には、武漢で原因不明の肺炎が出ているということに気づき、武漢からの飛行機の状況に検疫を強化しました。
日本は、このころまだ何にも対応が出来てなかったと思います。残念なことです。
マスクの配布についても日本とは、大違いです。生産体制を1日=200万枚を1日=2,000万枚にしました。しかし、生産してもそれが、公平に国民にいきわたらないと意味がありません。買い占めや、高額な転売も日本では目につきました。
これに対して台湾では、国民の99.99%が持っている健康保険証を活用して、2週間分のマスクをもらえるようにしました。
そして、なんと薬局の協力も得て、薬局の営業時間、マスクの在庫を30秒ごとに更新するオープンデータを活用した仕組みも作りました。
入国する外国人に対して、14日間の隔離を高級ホテルで無償提供をしました。1日33ドルも支給して、14日間しっかりと隔離をしてもらう体制も作っています。
その他にもITを利用して、保健所や医療機関の負担を軽減したり、相当の努力をされたことがわかります。しかも経済も停滞したりしていません。
日本は、なぜこれが出来ないのか?
日本は、2度目の緊急事態宣言が出されました。今回は、全国ではなく一部の地域ですが、経済的にダメージがあることに変わりありません。
経済的に苦しまれる人が、また出るということです。
どうして、日本は台湾のような対策が出来なかったのでしょうか。私が考えるには、やはり政治家に真剣な国民を守るという覚悟がないからだと思います。本当に真剣であるならば、国民に大勢での会食を控えるように呼びかけておきながら、自ら行うというようなことをするはずがありません。
今からでも充分に反省をして、新型コロナウイルス対策を台湾に学ぶべきです。この政治家を選んでいるのも政治家です。政治家を選ぶということがどれだけ大切かということが今回の件で多くの人が理解したのではないでしょうか。