色彩を持たない、日本人男性のブログ

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安倍総理、平和のため真珠湾訪問

 在職日数がこれまでの総理大臣で歴代4位になった安倍総理大臣ですが、この記録をどこまで伸ばすことが出来るのでしょうか。もちろん、何日総理大臣をやったかなんて、どれほど意味のあることでしょうか。それよりも、何をやったかということの方が何倍も重要です。将来、安倍総理が総理大臣としての日数と何をやったかという評価がどのようになるか楽しみでもあります。

 その安倍総理が12月26・27日に、日米開戦の発端となったハワイ真珠湾に慰霊のため訪れるそうです。今回は、あくまでも慰霊のためで謝罪のための訪問をするのではないと菅官房長官も発言されているようです。

 アメリカの大統領が日本に対する原爆投下や都市への空襲などで民間人が多数犠牲になったことについて、まだ公式に謝罪はありません。謝罪どころか、それが正当だったというような発言もされています。アメリカの大統領でも個人的には、謝罪したいという思いを持たれている方もこれまでいたかもしれません。しかし、大統領という公人としては謝罪することが出来ないのでしょう。国際社会の政治というのは、本当に難しいのだろうなと思うところでもあります。

 安倍総理も謝罪を行いたいという思いを持たれていると思いますが、公人となると国際社内では発言が慎重にならざるを得なくなります。二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという決意を示すための訪問だと思います。

 この安倍総理真珠湾訪問で日米関係がさらに深化することは、間違いないでしょう。日本の周辺国は、核を持ち、国際社会で軍事力を背景に有利に外交を進めているという国があります。外交交渉は、背後に存在する軍事力により、その発言の大きさが決まります。日本は、現在憲法上は軍事力を持つことはできません。そのため、自国を自国だけで守ることが出来ず、アメリカとの軍事同盟が不可欠です。また、アジアの安定という意味でも日米同盟は重要な役割となっております。

 そういった平和のために、日米が強固な同盟を維持継続することは大変重要です。引き続き、安倍総理には世界平和のために尽力して頂きたいですね。