色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

29連勝、達成おめでとう 藤井4段

 じめじめとして暑くなってきました。外を歩くことが仕事の営業マンにとっては、厳しい季節となりました。同じ営業職の方、体調に気を付けて頑張りましょう。 

 大変素晴らしい記録が出ました。将棋の藤井4段が公式戦の連勝を29という新記録の達成です。まだ14歳の少年ですが、すごい快挙です。同世代の方々だけでなく、日本人の多くの方がこの記録に喜ばれていることだと思います。この記録をどこまで伸ばすことができるのか、今後も楽しみです。

 最近、この将棋の藤井君14歳、卓球の張本君14歳と若年の方が大人を打ち負かし、大変な活躍をしています。恐らくこの2人は、小さいころから将棋や卓球に打ち込んでこられたのだと思いますが、少し残念な気もします。

 小さい頃から取り組むというのは、親や周囲の環境が大きな影響を及ぼします。まだ、自分が何を好きかも分からないうちにスポーツを強制的にやらされて、たまたまそれが好きになったというケースもあると思います。しかし、そうでないケースも多々あるのではないでしょうか。親がそのスポーツをやっている分、指導が他人より強いものになる恐れがあります。親がスポーツの指導中に暴力をふるっていても周囲の方は、注意をしにくいでしょう。

 自分が好きなことをやりたいと気が付いた時には、もう遅いという状態になっているケースが多いようです。野球やサッカーは、学校の部活動でどんなに頑張っても甲子園や全国大会には出場できなくなっているようです。リトルリーグやクラブチームに所属しなければ、チャンスは限りなく少なくなります。

 そう考えるとスポーツも家庭がある程度裕福でないと全国クラスの選手にはなることが出来ません。学校の部活動では、もう遅いのです。親に強制的に何もわからない頃から練習させられないと強くなれない。何だかおかしい気がします。

 勉強も格差と言われています。スポーツも生まれた家庭の収入によりチャンス大きく変化する。頑張ってもチャンスがない。何だかおかしいですね。誰でも頑張ればチャンスがあるという環境がなければ若者の活力がそがれる、そんな気がしています。