色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

小池百合子強し!!千代田区長選

 普通ならそれほど全国的にも、東京都民の方もそれほど注目をしないと思われますが、今回はいつもと異なります。いつもと違うのは、小池百合子都知事が応援している候補自民党が応援している候補の対決だからです。また、今年の夏の都議会議員選挙にも影響が出るということで大変注目される選挙となりました。

 選挙には、小池都知事が応援する現職で無所属の石川雅己さん(75歳)と自民党が応援する与謝野信さん(41歳)の対決となりました。この選挙が面白くないわけがありません。

 与謝野候補と言えば、ご存知の与謝野馨という元官房長官も務めた大物政治家のおいです。有利でないはずがありません。年齢的にも若く、現職候補と比べても34歳も下の年齢です。若々しさというのは、印象が大事な選挙では有利に働くはずです。しかも、政権党の自民党が力を入れて応援するのですから、特に選挙に詳しくない私は、小池さんやばいのかなと思いました。多少の心配は、公明党が自主投票にしたことくらいです。

 結果は、石川雅己さんの圧勝です。開票は、20時から行われると思いますが20時になったとたん、当選確実がNHKで出ました。正直、驚きました。与謝野さんは、これだけの支援を受けながら、接戦にもならなかったのですから。

 今回、与謝野さんは代理戦争ではないということをさかんに発言されていましたが、現状では東京都民に通じなかったということです。小池都知事の力の大きさは、私が考える以上に大きなものということでした。

 これで、この夏の都議選は小池都知事に応援してもらった方が当選し易い、東京都民は引き続き協力に小池都知事を応援するということになると思います。小池都知事は、都政でも益々、強気で行うことができるのだと思われます。前回よりも投票率が11.4ポイント上回った53.67%という数字を見ても都民の関心の高さがわかります。

 現在の中選挙区制という選挙制度では、小池都知事が新党を結成したとしてもいきなり議会の過半数うを占めるというのは、大変困難ですが、議会でも強い影響力を持つことは間違いないでしょう。

 小池都知事には、この強い都民の応援を背景に東京都の改革を続けて欲しいと思います。応援してます。

 

在日米軍の駐留経費

 今回のマティス国防長官の来日で尖閣諸島での日米安全保障条約第5条の適用ともう一つ注目されていたのが、在日米軍の駐留経費についてです。

 トランプ大統領は、選挙期間中「日本が守って欲しければ、お金を出せ。日本はお金を出さずにずるいぞ。お金を出さないなら撤退だぞ。」というような発言をしました。日本の在日米軍の駐留経費を75%程度を既に出しているにも関わらずこのような発言は、防衛関係者だけでなく多くの日本国民も驚いたと思います。私なら、現状を認識したうえでまだ増額を求めるなら、どうぞ出て行って下さいと言いたいですが。

 昨日の稲田防衛大臣マティス国防長官の共同記者会見では、「日本の負担分担は他国のお手本になる」と評価しました。マティスさんが来日で今回の会談でこの問題についても指摘があるだろうと考えておりましたが、逆に評価するということなので少し拍子抜けという感じです。

 しかし、これで良かった、これまで通り日本を守ってもらえると考える日本人がいれば、それはあまりにもお花畑すぎます。日本の東京ならまだしも、辺境の1島を守るためにアメリカは、中国と軍事的緊張を高めるという可能性は、少ないと思われます。

 マティスさんが評価しようがしまいが、日本は自分の国は自分で守る気概を持たなければなりません。米軍の駐留経費負担を増額するくらいなら、自衛隊の方々のお給料を上げてあげて下さい。それの方が、よっぽど国民は納得するのではないでしょうか。

 

インフルエンザ流行

 インフルエンザが猛威を振るっています。今年ほど、私の周囲でインフルエンザに感染する人が多い年は、ありません。休んでいると聞くとインフルエンザと言われることが多く、子供の学校でも3クラスが学級閉鎖という状態です。

 私は、数年前インフルエンザの予防接種を受けて、直接的には関係が無いと言われまたが、非常に重い症状の病気になってしまいました。インフルエンザに感染したことがあり、どれだけ苦しい思いをするかということは、体で理解してますが、その原因不明の病気ほど苦しい思いをした経験がなかったので、まだインフルエンザに感染した方が良いと考えて、予防接種を受けませんでした。

 直接的には関係がないと言われても、インフルエンザの予防接種を受けてその夜から体調が悪くなり、翌日から高熱が出て、その翌々日から入院となれば、本当に大丈夫かなと疑ってみたくもなります。

 周囲の方々がインフルエンザで大変だなと思っていたら、私の子供もインフルエンザに感染してしまいました。さあ、大変です。子供が高熱を出す前、幼稚園で体調が悪そうな子がいたそうです。翌日には、私の子供と仲の良い友達も一緒にインフルエンザに感染したようです。そんな所まで、仲良しでなくてもよいのですが、それだけ感染しやすいということなのでしょう。

 インフルエンザに感染している場合ではありませんので、充分注意して体調を整えなければなりません。くれぐれもお体にはご自愛下さい。

WBC 日本ハム大谷選手出場辞退

 やっぱり残念ですね。日本ハムの大谷選手がWBCの出場を辞退されました。私は、日本ハムのファンでもなければ野球ファンでもありません。特に興味を持つこともありませんが、そんな私でも大谷選手の活躍は知っています。野球ファンの方は、私以上に今回の大谷選手の出場辞退については、残念な思いをされていることだろうと容易に想像することができます。

 大谷選手がもし出場すれば、活躍することは間違いないでしょう。世界の野球選手を相手に大活躍すれば、世界的な選手になることもそんなに難しいことではないはずです。詳しい出場辞退の理由を把握しているわけではありませんが、ケガがその理由のようです。ケガであれば仕方ありません。しっかり治療をして、開幕にあわせて体調を整えて欲しいと思います。

 今回のWBC日本は、どこまで勝ち続けることができるのでしょうか。過去には、優勝もしておりますので、当然優勝を意識してしまいます。日の丸を背負って世界で日本の野球の強さを見せて欲しものです。

 大谷選手の出場辞退は残念ですが、日本を応援したいと思います。頑張れ、日本!!

日米安全保障条約第5条とは

 トランプ政権になっても尖閣諸島に中国が迫った時に米軍が出動するのかどうかということが注目さています。マティス国防長官が来日され、これを政府は確認しました。マティス国防長官は、適用されると明言されましたが、日米安全保障条約第5条とは、どんな条約なのか全文を確認しておきたいと思います。アメリカが集団的自衛権を行使して、日本を防衛する義務を負う根拠です。

 

日米安全保障条約

第五条:
 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
 前記の武力攻撃及びその結果として執ったすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従って直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執ったときは、終止しなければならない。

 

トランプ大統領による日本自動車批判

 連日トランプ大統領、アメリカ新政権についての話題が世間をにぎわせています。特に注目されるのは、日本の金融緩和や自動車などの経済問題と安全保障の問題です。新しい政権になったのですからアメリカも方向性が変わるのは当然でしょう。これは、これで日米で議論が行われれば良いと思います。しかし、事実と異なることでクレームを言われることは納得することができません。

 トランプ大統領は、アメリカの自動車メーカーの車が日本で売れないのは、日本政府の政策の問題だと発言しているようです。これは、あまりにもトンチンカンです。アメリカの車が日本で売れないのは、アメリカの自動車メーカーの責任です。アメリカ車が日本に輸入されるときに、輸入関税はありません。日本からアメリカに輸出するときには、2.5%の関税がかかります。条件は、アメリカ車に有利です。しかし、日本車は売れて、アメリカ車は売れません。これは、どうしてでしょうか。

 簡単です。日本の自動車メーカーが努力しているからです。頑張っているからです。日本の自動車メーカーの車は、品質も良く故障も少なく、燃費も良く環境にも配慮された自動車です。売れるのは、当然ではないでしょうか。

 一方、アメリカの車は大きい。アメリカでは、3,000ccの車が多数走っています。こんな大きな車、日本で売れるわけがありません。日本の田舎にしても首都圏にしても道幅が狭い所も多く、こんな大きな燃費の悪い車は邪魔でしかありません。

 アメリカ自動車メーカーの努力不足を日本政府の責任にされてもどうしようもありません。燃費の悪い車に優遇するような政策を行うはずがありません。くやしかったら、日本の自動車メーカーよりも良い車を作れば良いのです。そうすれば、日本でも販売が伸びます。売れます。

 大いに議論することは、結構ですが事実に基づいて議論をしてくださいね。アメリカさん。

 

マティス国防長官(米国)来日

 アメリカ国防長官のマティスさんが日本に来られました。あまり人を外見で判断するのはどうかと思いますが、大変コワそうな顔をされています。また、コワそうな顔しか報道されていないような気がします。安倍総理と握手している写真は、ニッコリ笑顔で撮影されました。少しマティスさんの印象が変わりました。笑顔って、大切ですね。私も気を付けなければなりません。

 マティスさんは、大変な読書家でもあるようです。7,000冊の蔵書があり、歴史に学ぶことを部下にお話しされたこともあるようです。これは、私も学ばなければならないことです。

 さて、マティスさんが来日して注目されていた一つが、尖閣諸島日米安保条約の適用範囲に入るのかどうかということです。これについて、「尖閣諸島については、日米安全保障条約第5条が適用され、アメリカの防衛義務がある」と安倍総理に明言されたと報道されています。

 これを聞いた日本の国民は、どう思ったのでしょうか。ほとんどの人が継続して、アメリカが日本を守ってくれると安心された方が多いのではないでしょうか。情けない話しですね。自国を他国に守ってもらわないといけないなんて、何と恥ずかしいことでしょうか。

 本当にアメリカは、日本を守ってくれるのでしょうか。アメリカが単独で戦ってくれるなんてあり得ないのではないでしょうか。日本が自国を命をかけて守る姿勢があってこその日米安保だと思います。日本が何もしないのに、アメリカの若者が血を流して日本を守ることは考えにくいことです。

 自分の国は、自分で守る。こんなあたり前のことを出来るような国になれるようにならなければなりません。