色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

フィリピン大統領の暴言

 台風が近づいて来てます。今朝は、まだ雨が降っていないようですが、明日の朝接近するようです。充分に注意する必要がありますね。

 さて、さまざまな暴言がありますが、一国の大統領が一国の大統領に暴言をはいたという記事がありました。事実であれば、大変残念なことです。誰しも腹が立つことは、日々あるかもしれません。しかし、差別的な言葉をしてもよいということは絶対にありません。

 報道されている内容によりますと、フィリピンのドゥテルナ大統領は、6日、アメリカのオバマ大統領と首脳会談を行う予定だったが、直前に取りやめになったそうです。その原因が、フィリピンの麻薬対策に対し、人権尊重を求める構えを示していることについて、ドゥテルナ大統領が、5日、「オバマは、私を尊重しろ」とオバマ大統領を非難したそうです。これだけならまだしも、「売春婦の息子」というような言葉も使って非難したようです。

 ドゥテルナ大統領が就任してから2ヶ月で、麻薬対策で密売人や常習者らを2,000人以上が殺害されています。麻薬撲滅に対して、強い気持ちで取り組まれていることは理解しますが、一国の大統領を不適切な言葉で非難するのはいかがなものでしょうか。

 中国の海洋進出で今こそ、、アメリカとフィリピン並びにアジアの国々が連携を強めなければならない時だと思います。このことが、アメリカとフィリピンの関係に影響がでるのだろうと想像しますが、両国共に現実を踏まえた冷静な対応を今後取ることを望みます。