色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

日本人が月面へ

 2030年、あと13年後に日本人が月面へ行くそうです。人類が月面に着陸したのが、1969年です。50年近くが経過しました。

 産経新聞によると「宇宙航空研究開発機構JAXA)は28日、2030年(平成42年)に日本人飛行士による月面着陸の実現を目指す構想を明らかにした」とあります。

 私が小学生くらいの頃から、日本人もそう遠くない将来に月面着陸をするのではと考えておりましたが、現在でもそれは果たされていません。日本人の技術力から考えると他の国でも行っていることですから、そんなに難しくないのではと簡単に考えておりましたが、そうではないようです。宇宙旅行なんていうことも小さい頃には、考えることもありましたが一般人が宇宙に行くことができるのは、まだまだ先のことのようです。

 バックトゥーザフューチャーの映画を見た時には、2010年ころはこんな世界になるんだという単純な発想をしておりましたが、それも実際に2017年の今日は思い描いていたようにはなっていません。

 過去に未来を想像して、出来たこと、出来なかったことそれぞれの人にもあると思います。どちらかというと出来なかったことの方が多いような気もしますが、いかがでしょうか。出来たことが多かったなと思える日が多数あるとよいのですが。

 

稲田大臣の発言、憲法改正にマイナス

 稲田防衛大臣もやっちゃいました。また、自民党議員による失言です。この失言により、安倍総理も陳謝しました。相次ぐ自民党議員のマイナス報道ですが、緊張感を失っているのでしょうか。

 この発言は、都議選の自民党候補の集会で行われました。「防衛省自衛隊防衛大臣自民党としてもお願いしたい」という発言です。後日、撤回されたそうですが、遅いです。自身の責任と立場をしっかりと自覚して欲しいと思います。さらに安倍総理にまで陳謝させることになるなんて最低です。

 稲田大臣は、国家機関に所属しています。その方がこのような発言をされると選挙に対する公正性を欠きます。私も自民党に勝って欲しいですが、このような発言は慎んで頂きたい。

 都議選の情勢は、自民党にとって厳しい情勢という報道もあります。これが事実ではないかもしれませんが、本当であったならば大変なことです。

 何故、大変なのか?

 都議選は、一地方選挙のです。これに勝った、負けたということで国政にすぐに影響が出ることはないでしょう。しかし、最近の安倍内閣の支持率を見る下落傾向にあります。これが継続すると、安倍内閣の存続があやしくなってきます。自民党の中にも安倍内閣に反対する勢力面従腹背勢力があります。足を引っ張ってやろうとする人いるはずです。

 もし、都議選に負ければ反安倍勢力が安倍下ろしを行うでしょう。反安倍勢力も結局は、選挙に勝ちたいから、安倍内閣の支持率が高い時には応援するでしょうが、支持率が下落すると、安倍総理を支えて頑張ろうという人が減少するのは間違いありません。そうなると何が困るでしょうか。

 憲法改正が困るのです。

 次の総理が誰になっても現在の衆参の議席数が確保されるかどうか不透明です。現在は、憲法を改正する勢力が3分の2を確保しています。これだけの議席数が今後も確保できるかどうか不透明です。恐らく難しいでしょう。

 今しか憲法改正が早期に出来ないのです。今しかないのです。今、安倍総理の時にやらなければならないのです。

 自分達の行動が憲法改正にマイナスとなるかもしれない。このように自民党の議員の方には、しっかりと自覚をして欲しいと思います。稲田大臣、応援しています。今後は、引き続き頑張って欲しいと思います。

 

欠陥エアバッグ タカタ破たん

 これは、悲しいニュースです。同じ製造業としては、大変ショックです。欠陥エアバッグで経営が危なくなっていたタカタが民事再生法の適用を申請しました。負債総額は、1兆7千億円になるそうです。先日まで1兆円と言われていたのでかなり大きく膨らんだなという印象です。

 部品の欠陥により日本では死者が出ることがありませんでしたので、それほど大きなニュースにならなかったのかもしれませんが、アメリカでは大変大きなニュースとなりました。

 日本でもパロマのように欠陥品で死者が出てもまだ生産も販売もしている会社もありますが、アメリカで問題が起こるとこのような大きな優良企業まで倒産してしまいます。海外で問題が起こると大変なことになってしまいます。

 タカタは、シートベルトでも有名な会社ですが、今後中国系のアメリカ企業がスポンサーとなるとこれまでのように日系企業の部品ではなく、中国系企業の安い部品が多く使われるようになるでしょう。

 そのような品質の落ちる部品が、日系の自動車部品メーカーでも使われるようになるのかと思うと少し恐い気がします。世界的にもタカタは、シートベルトでは高いシェアを持っています。エアバックでも今後は、中国メーカーの部品が使われるかと思うと本当にタカタほどの品質意識を持って物づくりが出来るのかと不安になります。

 このような7千億円もの売り上げのある優良企業が倒産するということは、日本の自動車への信頼も低下するような気がします。今後も品質の良いシートベルトが生産されることを願いますが、いかがでしょうか。

 

29連勝、達成おめでとう 藤井4段

 じめじめとして暑くなってきました。外を歩くことが仕事の営業マンにとっては、厳しい季節となりました。同じ営業職の方、体調に気を付けて頑張りましょう。 

 大変素晴らしい記録が出ました。将棋の藤井4段が公式戦の連勝を29という新記録の達成です。まだ14歳の少年ですが、すごい快挙です。同世代の方々だけでなく、日本人の多くの方がこの記録に喜ばれていることだと思います。この記録をどこまで伸ばすことができるのか、今後も楽しみです。

 最近、この将棋の藤井君14歳、卓球の張本君14歳と若年の方が大人を打ち負かし、大変な活躍をしています。恐らくこの2人は、小さいころから将棋や卓球に打ち込んでこられたのだと思いますが、少し残念な気もします。

 小さい頃から取り組むというのは、親や周囲の環境が大きな影響を及ぼします。まだ、自分が何を好きかも分からないうちにスポーツを強制的にやらされて、たまたまそれが好きになったというケースもあると思います。しかし、そうでないケースも多々あるのではないでしょうか。親がそのスポーツをやっている分、指導が他人より強いものになる恐れがあります。親がスポーツの指導中に暴力をふるっていても周囲の方は、注意をしにくいでしょう。

 自分が好きなことをやりたいと気が付いた時には、もう遅いという状態になっているケースが多いようです。野球やサッカーは、学校の部活動でどんなに頑張っても甲子園や全国大会には出場できなくなっているようです。リトルリーグやクラブチームに所属しなければ、チャンスは限りなく少なくなります。

 そう考えるとスポーツも家庭がある程度裕福でないと全国クラスの選手にはなることが出来ません。学校の部活動では、もう遅いのです。親に強制的に何もわからない頃から練習させられないと強くなれない。何だかおかしい気がします。

 勉強も格差と言われています。スポーツも生まれた家庭の収入によりチャンス大きく変化する。頑張ってもチャンスがない。何だかおかしいですね。誰でも頑張ればチャンスがあるという環境がなければ若者の活力がそがれる、そんな気がしています。

 

安倍首相の決意、臨時国会に自民党改憲案提出の意向

 やっと憲法改正が現実的になってきました。今年の秋の臨時国会が楽しみになってきました。大きく期待し、精一杯応援したいと思います。

 産経新聞によると、安倍晋三首相(自民党総裁)は24日、神戸市の神戸ポートピアホテルで開かれた神戸「正論」懇話会の設立記念特別講演会で、憲法改正について「来るべき(秋の)臨時国会が終わる前に衆参の憲法審査会に自民党の(改憲)案を提出したいと述べ、来年の通常国会で衆参両院で3分の2超の賛同を得て憲法改正の発議を目指す意向を表明したとあります。

 安倍総理でこの改憲が出来ないと、改憲は相当先まで延長することになるでしょう。これだけの支持率と衆参の議員の数を与党で持つということは、大変なことです。野党の中にも日本維新の会や日本の心を大切にする党のように改憲に積極的な党も複数あります。もし、戦後これだけの数を持てるだけの総理が存在したならば、もう少し改憲も早く進んだのかもしれません。また、国民も一定数の反対のための反対という方もおられると思いますが、多数は憲法改正に賛成される方が多いだろうと思われます。

 この機会をなくしていつ改憲をするのか。実際には、私が期待している所までは進まないかもしれません。しかし、まずは一歩進めることが大切ではないでしょうか。国民的な議論が巻き起こり、一人一人の国民が憲法について考える良い機会にもなるでしょう。

 通常国会は、褒められたものではありませんでしたが、再度気を引き締めて、通常国会での反省をして頂き、臨時国会では有言実行で頑張って頂きたいと思います。

 

100メートル決勝 陸上日本選手権

 昨日、6月25日大阪のヤンマースタジアム長居で陸上日本選手権で男子100メートルの決勝が行われました。優勝は、サニブラウン選手となりました。早かったです。

 今回の男子100メートルについては、陸上経験者やファンでなくても私のように興味を持って見られた方も多いのではないでしょうか。やはり、オリンピックのリレーで銀メダルをとり、次の東京オリンピックでは金メダルをと期待している日本人も多いと思います。その代表選手に誰が選ばれるのかというのは、注目です。まだ、2020年のオリンピックのことですから、この大会で優勝しても選ばれるかどうかはわかりませんが、どうしても気になってしまいます。

 また、今回の大会で注目されたのが、10秒を切って9秒台が出るのではないかと期待されたことです。こちらも日本陸上界だけでなく、日本にとっても歴史的な出来事になります。そう言った意味でも今大会は、注目されていました。

 私は、テレビでの観戦でしたが、100メートル決勝の前に雨が強くなり、9秒台はちょっと難しいかなと感じました。コンディションは、悪い中ではありましたが、選手は大変素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。

 それでも残念だったのは、応援していた山縣選手が6位に終わったことです。銀メダルのメンバーでしたが、数ヶ月前にケガをされたことが響いたようです。桐生選手も力を発揮することができなく、ケンブリッジ選手もケガをしながら走らなければならなかったようです。体調の管理も一流選手の条件ですので、ケガを言い訳にすることはできないと思いますが、残念です。

 メダルメンバーが不調の中、サニブラウン選手は素晴らしかったのですが、先日追い風で9秒台を出した多田選手も素晴らしかった。先日の記録から今大会は、どのような走りを見せてくれるのかと思いましたが、成長が著しく、メダルメンバーを倒して2位となりました。この1・2位の選手は、まだまだこれから記録が伸びそうな気がします。是非、世界でも活躍できるように頑張って欲しいと思います。また、今回残念だったメダルメンバーにも今後の巻き返しを期待したいと思います。

 レベルが高くなった男子100メートルですが、今後も世界での活躍が期待できると大きく感じることのできる大会であったのではないかと思います。

 

長野県南部、震度5強の地震

 長野県南部で朝から震度5強地震が発生しました。先日、大分でも震度5地震がありましたが、日本の真ん中あたりでも大きな地震の発生です。余震も継続しています。午前7時2分が最初の地震でしたが、その後も午前9時24分、午前9時48分と余震が継続しているようです。今後も注意が必要です。

 NHKのニュースでは、ニュース速報で津波の心配はありませんと出ていましたが、長野県は海がなく、震源も長野県南部ということですから、津波の心配は普通に考えれば誰もしていないのではないでしょうか。しかし、日本人は津波の恐怖をよく理解しています。心理的地震津波と結びつけてしまうようになってしまっているようです。

 起こらないことが起こる心配をする必要が、大きな地震の後、日本では考える必要が出て来ました。しかし、このことだけではなく、過剰に何かを心配することにより、委縮して本来の力が発揮することが出来なったり、スピードが遅くなったり、出来ることが出来なくなってしまうのは、日本人だけでなく人類にとっても不幸なことです。

 こういった心理を利用して、風評被害を起こし、支持を集めようとされた大都市の知事もおられます。そのような悪い利用をするような人に騙されないようにしっかりとした知識や問題点を見抜く力をつけなければなりませんね。

 引き続きこの地震には、注視していきたいと思います。