都議選の自民党と公明党
自民党と公明党、都議選ではこの関係性がよくわかりませんね。国政では、自民党と公明党は連立政権を樹立しております。つまり、仲良しです。
しかし、都議選では自民党と公明党はいわば敵対関係にありまます。敵対関係というのは言い過ぎかもしれませんが、一緒にこの選挙を戦っていません。公明党は、小池都知事にすり寄ったのか、すり寄られたのかわかりませんが、いずれにしても都民ファーストという自分達の選挙だけが大事な党と一緒に選挙を戦っています。
どちらかというと自民党と小池都知事を代表とする都民ファーストとは、対立している構図が出来上がっていると思います。仲良しでは、ないでしょう。
わかりにくいですね。
国政では、仲良し。都知事選では、対立。この自民党と公明党の関係は、いかがなものかなと思ってしまいます。
選挙となると結局、都民ファーストだけでなく、どこの党も立候補者も選挙のことばかりで国民や都民のことを忘れているのではないでしょうか。自民党と公明党は、田舎の地方選挙ということではなく、首都の選挙で対立するのであれば、国政でも連立を解消した方がわかりやすい。それが出来ない所が自民党の弱いところですね。選挙では、公明党の応援がないと過半数を取ることができないのかもしれません。そんな関係が長年続いてきたものですから、自民党の体力も弱くなってしまったのでしょう。
この自民党と公明党との関係は、少数が多数を弱らせるためにはどうすればよいかということが非常にわかりやすいものになっています。