色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

インフルエンザ流行

 インフルエンザが猛威を振るっています。今年ほど、私の周囲でインフルエンザに感染する人が多い年は、ありません。休んでいると聞くとインフルエンザと言われることが多く、子供の学校でも3クラスが学級閉鎖という状態です。

 私は、数年前インフルエンザの予防接種を受けて、直接的には関係が無いと言われまたが、非常に重い症状の病気になってしまいました。インフルエンザに感染したことがあり、どれだけ苦しい思いをするかということは、体で理解してますが、その原因不明の病気ほど苦しい思いをした経験がなかったので、まだインフルエンザに感染した方が良いと考えて、予防接種を受けませんでした。

 直接的には関係がないと言われても、インフルエンザの予防接種を受けてその夜から体調が悪くなり、翌日から高熱が出て、その翌々日から入院となれば、本当に大丈夫かなと疑ってみたくもなります。

 周囲の方々がインフルエンザで大変だなと思っていたら、私の子供もインフルエンザに感染してしまいました。さあ、大変です。子供が高熱を出す前、幼稚園で体調が悪そうな子がいたそうです。翌日には、私の子供と仲の良い友達も一緒にインフルエンザに感染したようです。そんな所まで、仲良しでなくてもよいのですが、それだけ感染しやすいということなのでしょう。

 インフルエンザに感染している場合ではありませんので、充分注意して体調を整えなければなりません。くれぐれもお体にはご自愛下さい。

WBC 日本ハム大谷選手出場辞退

 やっぱり残念ですね。日本ハムの大谷選手がWBCの出場を辞退されました。私は、日本ハムのファンでもなければ野球ファンでもありません。特に興味を持つこともありませんが、そんな私でも大谷選手の活躍は知っています。野球ファンの方は、私以上に今回の大谷選手の出場辞退については、残念な思いをされていることだろうと容易に想像することができます。

 大谷選手がもし出場すれば、活躍することは間違いないでしょう。世界の野球選手を相手に大活躍すれば、世界的な選手になることもそんなに難しいことではないはずです。詳しい出場辞退の理由を把握しているわけではありませんが、ケガがその理由のようです。ケガであれば仕方ありません。しっかり治療をして、開幕にあわせて体調を整えて欲しいと思います。

 今回のWBC日本は、どこまで勝ち続けることができるのでしょうか。過去には、優勝もしておりますので、当然優勝を意識してしまいます。日の丸を背負って世界で日本の野球の強さを見せて欲しものです。

 大谷選手の出場辞退は残念ですが、日本を応援したいと思います。頑張れ、日本!!

日米安全保障条約第5条とは

 トランプ政権になっても尖閣諸島に中国が迫った時に米軍が出動するのかどうかということが注目さています。マティス国防長官が来日され、これを政府は確認しました。マティス国防長官は、適用されると明言されましたが、日米安全保障条約第5条とは、どんな条約なのか全文を確認しておきたいと思います。アメリカが集団的自衛権を行使して、日本を防衛する義務を負う根拠です。

 

日米安全保障条約

第五条:
 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
 前記の武力攻撃及びその結果として執ったすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従って直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執ったときは、終止しなければならない。

 

トランプ大統領による日本自動車批判

 連日トランプ大統領、アメリカ新政権についての話題が世間をにぎわせています。特に注目されるのは、日本の金融緩和や自動車などの経済問題と安全保障の問題です。新しい政権になったのですからアメリカも方向性が変わるのは当然でしょう。これは、これで日米で議論が行われれば良いと思います。しかし、事実と異なることでクレームを言われることは納得することができません。

 トランプ大統領は、アメリカの自動車メーカーの車が日本で売れないのは、日本政府の政策の問題だと発言しているようです。これは、あまりにもトンチンカンです。アメリカの車が日本で売れないのは、アメリカの自動車メーカーの責任です。アメリカ車が日本に輸入されるときに、輸入関税はありません。日本からアメリカに輸出するときには、2.5%の関税がかかります。条件は、アメリカ車に有利です。しかし、日本車は売れて、アメリカ車は売れません。これは、どうしてでしょうか。

 簡単です。日本の自動車メーカーが努力しているからです。頑張っているからです。日本の自動車メーカーの車は、品質も良く故障も少なく、燃費も良く環境にも配慮された自動車です。売れるのは、当然ではないでしょうか。

 一方、アメリカの車は大きい。アメリカでは、3,000ccの車が多数走っています。こんな大きな車、日本で売れるわけがありません。日本の田舎にしても首都圏にしても道幅が狭い所も多く、こんな大きな燃費の悪い車は邪魔でしかありません。

 アメリカ自動車メーカーの努力不足を日本政府の責任にされてもどうしようもありません。燃費の悪い車に優遇するような政策を行うはずがありません。くやしかったら、日本の自動車メーカーよりも良い車を作れば良いのです。そうすれば、日本でも販売が伸びます。売れます。

 大いに議論することは、結構ですが事実に基づいて議論をしてくださいね。アメリカさん。

 

マティス国防長官(米国)来日

 アメリカ国防長官のマティスさんが日本に来られました。あまり人を外見で判断するのはどうかと思いますが、大変コワそうな顔をされています。また、コワそうな顔しか報道されていないような気がします。安倍総理と握手している写真は、ニッコリ笑顔で撮影されました。少しマティスさんの印象が変わりました。笑顔って、大切ですね。私も気を付けなければなりません。

 マティスさんは、大変な読書家でもあるようです。7,000冊の蔵書があり、歴史に学ぶことを部下にお話しされたこともあるようです。これは、私も学ばなければならないことです。

 さて、マティスさんが来日して注目されていた一つが、尖閣諸島日米安保条約の適用範囲に入るのかどうかということです。これについて、「尖閣諸島については、日米安全保障条約第5条が適用され、アメリカの防衛義務がある」と安倍総理に明言されたと報道されています。

 これを聞いた日本の国民は、どう思ったのでしょうか。ほとんどの人が継続して、アメリカが日本を守ってくれると安心された方が多いのではないでしょうか。情けない話しですね。自国を他国に守ってもらわないといけないなんて、何と恥ずかしいことでしょうか。

 本当にアメリカは、日本を守ってくれるのでしょうか。アメリカが単独で戦ってくれるなんてあり得ないのではないでしょうか。日本が自国を命をかけて守る姿勢があってこその日米安保だと思います。日本が何もしないのに、アメリカの若者が血を流して日本を守ることは考えにくいことです。

 自分の国は、自分で守る。こんなあたり前のことを出来るような国になれるようにならなければなりません。

 

『沈黙』 映画見ました

 注目されている映画の一つである『沈黙』を見ました。日本でも大変注目されております。この映画を見る前に、この映画の原作である遠藤周作さんの『沈黙』も読みました。

 映画館もほぼ満員状態でした。この映画の注目度がわかります。いつもは、妻と映画に行くことが多いのですが、今回は一人でゆっくりと見ることにしました。もちろん妻と一緒では、ゆっくりとみられないというわけではありません。

 映画を見るとやはり、日本の江戸時代は農民が苦しめられていた、キリシタンが弾圧された。何故、弾圧されていたのかということは説明がありませんでした。もし、この映画をアメリカの方が見れば、日本という国は何と野蛮な国かと思われるのではないでしょうか。江戸時代の人々の暮らしの良い面については、全く描かれていません。

 遠藤周作さんの作品を原作にするとこのような映画になってしまうのは、仕方ないでしょう。

 当時、ヨーロッパの国々はアジアに迫っていました。ヨーロッパからは、宣教師が来て、商人が来て、軍隊が来て植民地にされていました。南米やアジアです。そのヨーロッパの強国であるスペインがフィリピンまで来ていました。このままでは日本も危ないと感じた日本が外国勢力の侵略を恐れ、外国人を排除することにしました。それが鎖国です。日本を守るため、独立を守るために行われた政策です。

 この結果として、日本は独立を守ることが出来ました。独立を守る、侵略から国を守るために行われた政策のもう一つがキリスト教を禁止することです。それを当時の日本人が一方的に悪く描かれるのは、不本意です。

 そのような誤解だけがこの映画により広まり、外国人の方々が日本人を見る見方が変わらないように願っています。

 

トランプ大統領、始動。

 アメリカでトランプ大統領が就任されました。おめでとうございます。ご活躍を期待したいと思います。

 就任前に注目されていた、TPP・メキシコとの国境に壁など大統領令に次々とサインをされています。選挙時の公約にしていたものに対しては、約束を守るという姿勢を守られているようです。

 就任前は、好きなことを言っても就任するとそんなことは言ってられないと言っていた専門家の声もありましたが、トランプ大統領はやはりトランプ大統領です。自分が発言したことは、今後も実行していきそうな勢いです。

 安倍総理とは、2月10日に会うそうですが、経済や安全保障の問題について議論されると思われます。経済については、自動車がやり玉にあげられそうです。実際にトヨタ自動車という名前を出して、メキシコに工場を建設することに対して批判をされています。また、安全保障の問題でも日本駐留米軍について、守って欲しければお金を出せなどという発言もあります。

 経済については、いつの時代の話しをしているのかという感じです。安全保障問題についても、米軍は自国のメリットがあって日本に駐留しています。トランプ大統領は、誤解や認識できていないことも多々あるようです。事実を知って、それでもこれまでの発言通りに行動をするのか、はたまた方向転換を行うのか。

 今後のトランプ大統領に注目していく必要があります。私は、トランプ大統領を楽しみに日々見ていきたいと思います。