色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

羽生君の国旗に対する立派な扱いで、周囲への感謝を理解した

 やはり一流になるには、競技だけでなく、人間としても立派でならなければなりません。羽生君の圧倒的な強さには、人としても大変尊敬すべきものがあり、子供たちにも是非学んでほしいものです。

 羽生君がピョンチャンオリンピックで2連覇を達成し、その後のインタビュー時に日本の国旗とカバンを持っていました。カバンは、床に置きましたが、国旗は床に置くことが出来ないので、どうしようかと迷っている場面がありました。誰かに渡したいので、ウロウロしていると知り合いと思われる女性が見つかり、その渡すという場面がありました。

 羽生君は、国を愛する気持ちが強いのでしょう。そのような気持ちがなければ、床に国旗を置くということも躊躇しないと思います。しかし、羽生君はそれをすることが出来なかった。これは、日本の国を背負って、国民の期待に応えたいという気持ちのあらわれだったと思います。大変立派だと思います。

 このような選手であるからこそ、世界で活躍する選手になれたんだと思います。自分が夢を語った時、自分だけでなく、周囲の方々の協力がなければ、その夢を叶えることができません。周囲を巻き込まないと、自分だけじゃ努力を継続することができません。周囲の方々の協力ということを羽生君は、よく理解しているのです。そのような感謝の気持ちを感じることが出来ました。自分だけが偉いんじゃない。周囲の方々の応援をしっかりと受け止めていたということがこの行動で理解することが出来ます。

 こういった若い人達が存在するということは、日本の将来も明るい未来を想像することが出来そうです。大変良い光景でした。