色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

「桜を見る会」の問題が長引いています

 この程度の問題でと考えていましたが、「桜を見る会」の問題が長引いています。長引かせているのは、野党に問題があるのではなく、政府側にも問題があります。

 本当にこの問題は、たいした問題ではありません。ただ、資料をタイミングの悪い時点で廃棄したり、不適切な方が呼ばれていたりとたいしたことのない問題を終息することが出来ていません。

 その中で私が問題だと思うのは、資料の廃棄です。政府の支持か官僚の忖度かはわかりませんが、いつもタイミングの良い時に資料が見つからなかったり、廃棄されたりしているような気がします。文章の管理という面で問題です。この程度の問題の資料だからまだよいのですが、これが年金や国防に関わる重大な問題の資料ということになれば資料の廃棄というだけでも問題の質が大きく変わります。

 資料は、この時代だけでなく、将来の世代も検討を行う史料になる可能性もあります。そういったものを軽々に破棄しましたというのは、問題です。文書管理という面では、これまでも何度も国会で取り上げられてきました。その度に重要性を認識してきたと思います。官僚が勝手にやっているとすれば、大きな問題です。もう一度、資料の取り扱いについてしっかりと見直して頂きたい。そして、このようなつまらない問題ではなく、もっと大切な問題が議論されることを期待しています。