色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

SNSでの誘拐に注意

 SNSで知り合い、誘拐をするという犯罪が多発しています。SNSは、大変便利で自分と趣味などが共通する友人を出会ったことがなくても、簡単に知り合えるというメリットがあります。私も個人的な趣味などで通常の生活をしていても絶対に知り合うことがなかった方とお話ししたり、意見を交換したりと有意義な活用をしております。

 しかし、その簡単に知り合うことが出来るというのは、良い半面で大変危険な場合もあります。先日の大阪市住吉区の小学6年生(12歳)の女児、愛知県の中学生(14歳)の誘拐などがあります。これは、ほんの一部の出来事で実際に報道されていなかったり、危ない目に合う一歩手前ということは、近年多数発生していることだと思います。誘拐だけではなく、詐欺やその他の犯罪でもSNSが利用されています。

 この大阪・愛知の誘拐事件で容疑者は、誘拐しているつもりがないというような発言をしているようです。家出をしている、家族とのトラブルなどで家に帰りたくないと考えている未成年は、多いことでしょう。今回の容疑者が本当に誘拐の意志がなくとも、誘拐という容疑がかかってしまいます。SNSで知り合い、泊める方も要注意です。これを利用して、脅迫を行うような未成年を利用した犯罪も考えられます。

 SNSは、便利です。しかし、それを利用して自分は犯罪を犯すつもりが無かったとしても、犯罪に巻き込まれる可能性があります。自己責任として、その行動が善意だとしても、周囲から見えればそう受け取られないこともあります。電車で痴漢に間違われないように多くの男性が、手を上げて注意をしているように、犯罪に巻き込まれないように注意しなければなりません。

 また、SNSは恐い面もあるよということを子供に充分伝えなければなりません。学校でもこのような教育が行われてもよいような気がしますが、やはり親の教育が最も大切です。我が家では、まだ子供がSNSを出来る環境にありませんが、この点は充分話をして、理解させたいと思います。