色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

コロナウイルスとハレーすい星

 メディアも会社も世間もコロナウイルス一色に染まっています。このコロナウイルスについては、80%が寝てたら治る病気だということが、だんだんとわかってきました。実は、たいしたことのないものだということです。インフルエンザの方がよっぽど脅威ですが、この混乱は何なのでしょうか。

 最近は、コロナウイルスの対策というよりも、コロナウイルスに混乱している世間に対する対策をしているような気がしてきました。会社でも、危ない、危ないとばかり言っていますが、ただ、当社からコロナウイルスの感染者が出たとなった時の世間や顧客の反応に恐れているだけです。何ともおかしなことです。

 このコロナウイルスを考えると明治43年(1910年)のハレーすい星のお話しを思い出します。当時、このハレーすい星が地球に接近すると、地球上の空気が5分間ほどなくなるという噂が広まったようです。これの対策として、自転車のチューブや氷ぶくろを買って、その中に空気をためて備えたそうです。また、水の中で息を止める練習をする人や全財産を遊びにつぎこむ人、自殺する人までいたそうです。実際には、地球や生命体に何の影響もありませんでした。

 コロナウイルスは、何の影響もないということはありません。重症化すれば、生命の危機です。しかし、少し大騒ぎし過ぎではないでしょうか。もう少し、冷静に対応することが出来ないのでしょうか。この混乱に対して、政府も企業も大慌てです。何とも情けない光景を見ている気がしております。

 このコロナウイルス騒動が、孫の世代に笑いものにならないことを祈っています。