ウイルスとお金の問題どちらが大切ですか?
最近よく、病気とお金どちらが大切ですかと言う人がいます。新型コロナウイルスの対策を行うことにより、感染する人を減らして命を守りたいという人がいます。
現在世界中で新型コロナウイルス対策をしています。感染を極力抑えようという努力です。人の命は、お金で買うことができません。何に変えても、ウイルスから命を守らなければならないという風潮で覆われています。
本当にそうなんでしょうか??
経済対策も命の問題です!
ウイルス対策だけでは、命を守ることが出来ません。もちろん、ウイルスに対して感染を抑制することで、救える命があります。政府が緊急事態宣言として、人々の経済活動を抑えて、世界中の経済が停滞しています。
しかし、ウイルス対策だけでは、命を守ることができません。このままでは、ウイルスに感染して亡くなる人よりも、経済的に困窮して亡くなる方の方が多くなりそうです。
経済が停滞してしまうと失業率が増えます。失業率が1%増加すると、約1,800人の自殺者が増えるという計算もあります。この数字は、日本で新型コロナウイルスで亡くなる人の2倍以上です。
経済対策は、命を守る対策でもあります。新型コロナウイルス対策だけでは、命を守ることができません。現在の客観的な数字と感染症と経済の専門家の両方の意見を聞いて賢明な判断をする必要があります。
誰が判断するのか?
感染の専門家の発言は、感染をゼロにするためという観点では正しいでしょう。経済の専門家の発言は、経済対策として正しいでしょう。
この両者の意見を聞いて、最も良い選択をするのは誰か?
それは、政治家です。
政治家は、法律を作ることや予算を作ることが仕事といわれることがあります、私は、政治家の仕事は、国民の命を守ることだと考えています。
さまざまな場面で、政治家の判断により救える命がたくさんあること、救えなかった命があったことを見て来ました。これも政治家の一つの判断の結果です。
現在も経済をおろそかにすることにより、悲しい思いをする人が増えそうな状況です。
政治家には、何が大切かということをしっかりと現状を理解して、判断して欲しいと思います。日本人は、多くの命を救うためであれば、多少の痛みには耐えれるはずです。