色彩を持たない、日本人男性のブログ

日本について、日々考える。

アメリカとイラン緊張状態へ

 アメリカとイランが緊張状態となっています。アメリカにより、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官が殺害されました。こはは、アメリカ国防総省の発表ですので、何かの間違いということはありません。

 アメリカも自衛のためという名目で対立する国家の司令官を殺害するのですから、対立が激化するこは、予想しての行動だと思います。アメリカ側の言い分としては「世界各地におけるイランのテロ活動を指揮している。あらゆる暴力を使ってイスラム革命を広めようとしている」と考えているようです。

 これに対して、イランも黙っているわけではないようです。アメリカに対して、報復を示唆しています。報復がどのようなものかわかりませんが、この問題はアメリカとイランという2ヶ国だけに止まらず、中東地域で大きな対立に発展しないかと考えております。対立の範囲が大きくなると、もし戦争となった場合に多数の犠牲が出ることは、間違いありません。大きな戦争になることのないように願っています。

 ただ、なかなかこの2ヶ国でこの問題が簡単に解決することはないでしょう。問題が長引いた場合に日本への影響は、どのようなものになるでしょうか。経済的な問題や軍事的な問題と状況により、さまざまなことが想定できます。日本は、アメリカともイランとも良い関係を構築して来ました。日本が存在感を世界で高めるチャンスでもあります。日本が世界の平和に貢献するチャンスです。安倍総理には、リーダーシップを発揮して、中東地域の安定のため、汗をかいて頂きたいと思います。それが、日本の国益にもつながることなのですから。